恋せよ乙女 ｰ佐野玲於ｰ

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玲於「Aちゃん…」



貴女「ごめん、なんか…えっと」



玲於「はぁ…」



ため息…



貴女「ほんとにごめ…っ」



玲於「どうなってもしらないよ？」



貴女「え…」



体を軽く押され、そのまま佐野くんは私の上に乗った



貴女「あの…」



玲於「…煽らないでよ。俺、健全な男子高校生なんだからね」



どうしていいか分からずあたふたしていると…

ちゅっ



貴女「んっ」



玲於「……」



なんか、佐野くんの顔いつもと違う…



貴女「ん…っ、さ、の…く」



ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ



貴女「電話…」



玲於「いい」



貴女「わ…っ、」



玲於「集中して」



貴女「…ん、ふ」



ビクッ

佐野くんの手が太ももに触れた



貴女「あ…っ」



玲於「…っ、あ、ごめん！Aちゃん！」



貴女「ううん、…大丈夫」



ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ



玲於「まだ鳴ってるし。はい、もしもし！」



びっくりした…

嫌じゃなかったけど



玲於「うん、明日ね。はいはい」



貴女「あの」



玲於「夜ご飯、何食べる？」



貴女「鯖…」



玲於「ははっ、しぶいね！」



まだ熱が残ってる

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