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貴女「ただいま」



母「おかえりぃ」



様子がおかしい?



貴女「お母さん?」



母「ばいとおつかれえ」



貴女「お酒くさっ」



テーブルの上を見ると、すごい数のお酒が置いてあった



貴女「どんだけ飲んだの?!」



母「いっぱーい」



貴女「なんで、こんなに…」



母「いいでしょ、別に」



貴女「とにかく、もうベッドに行って!」



母「離して!」



体を押された



母「あんたがいるからよ。顔も見たくないのに」



貴女「……」



なんでそこまで…



貴女「もう寝てよ」



母「指図しないで!」



テレビのリモコンを投げられた



貴女「…」



母「まともにピアノも弾けないくせに」



リモコンが目に当たり、それを手で抑えた



母「一生1人で生きていきなさい」



貴女「…うん、分かってるよ」



母「……」



貴女「…もう寝るね。おやすみなさい」



お風呂は明日の朝入ろう

佐野くんに会いたい…かも


すると、

電話がかかってきた


名前も見ずに出ると



貴女「もしもし」



玲於「あ、Aちゃん?バイト終わった?」



貴女「…佐野くん」



玲於「ちゃんと帰れたかな〜と思って」



貴女「うん、帰ってる」



玲於「なんかあった?」



貴女「え?」



玲於「よし、今から会いにいく!」



貴女「え、今から?」



玲於「今から!ちょっと待ってて!」



どうしよう、今から…って

ここじゃダメだ


お母さんいるし

そーっとお母さんの部屋を覗き寝ているのを確認した


今なら外に出れる


家を出てちょっと行くと佐野くんの姿が見えた



玲於「Aちゃん!」



貴女「こんばんは」



玲於「この目、どうしたの?」



貴女「ちょっと、ね」



玲於「お母さん?」



貴女「うん、まあ」



玲於「…さすがにここまでするのは」



貴女「一生1人で生きていきなさいって言われた。私、やっぱ…」



玲於「俺はAちゃんを1人にしようとか思わないからね」



貴女「……」



俯くと

ふわっと頭を両手で包まれ


額に柔らかい感触があった



貴女「へ…」



玲於「大丈夫だって、ね?」



優しい声で言われた



玲於「明日からまたピアノがんばろ!」



貴女「うん…」



さっきの感触…

額にキスされた?


家の前まで送ると言ってくれた佐野くんの後ろを歩きながら


少しだけドキドキいってる胸に手を当てた


何これ…

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佐野冬美(プロフ) - 美紀さん» いつもコメントありがとうございます!まだまだ暑さ続いてますね(汗)お互い気をつけていきましょう!! (2019年9月3日 21時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - GENE大好きで涼太くんとあらんくんとれおくんよりのオールです最高です最近暑いけど熱中症に気を付けてくださいね (2019年9月3日 16時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佐野冬美 | 作成日時:2019年8月30日 22時

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