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クラスマッチ当日
結局私と茉莉ちゃんはバスケに出ることになった
茉莉「男子の試合が先にあるんだ」
貴女「サッカーはちょうど玲於たちの試合の前だね」
玲於「七瀬の応援行くか」
3人でグランドにやってきた
えーっと、七瀬くんは…
玲於「あれじゃね?」
貴女「どれどれ?」
玲於「ほら、あそこで調子乗ってるやつ」
茉莉「あ、いたいた!調子乗ってるね〜」
貴女「あれ、もう試合終わるよ?」
玲於「ちょっと予定より早くなってるのかもな」
茉莉「体育館に戻ろ!玲於たちの応援だね!」
玲於「おう!活躍してやる」
貴女「頑張って!…クシュッ」
茉莉「くしゃみ、可愛い」
玲於「大丈夫?」
貴女「ジャージ家に忘れちゃった」
茉莉「まだ少し肌寒いもんね」
貴女「私、こう見えてすぐ風邪引くんだ」
茉莉「自分でどう見えてるのか分かんないけど、特別体が強そうには見えないよ?」
すると、私の頭の上にバサッと何かが落ちてきた
貴女「え?なに?」
玲於「俺のジャージ。着てていいよ」
貴女「え、でも玲於は?」
玲於「俺は試合始まるし、邪魔になるから来ててくれた方がありがたい」
茉莉「臭くない?」
玲於「臭くねーよ!たぶん」
貴女「ありがとう」
ほわっと心の中が暖かくなった
七瀬「おーい!俺の試合見てくれた?」
茉莉「ごめーん、来た時にはもう終わる頃だった!」
七瀬「えぇ!予定より早まったからか…」
玲於「結果は?」
七瀬「負けましたよ!えー、負けましたとも!」
貴女「そんなムキにならなくても」
玲於「ま、俺がバスケで大勝利を収めてやるよ」
七瀬「お前、そんなこと言って負けたらめちゃくちゃ恥ずかしいからな!」
玲於「俺、負けないもん」
茉莉「じゃあ、玲於が負けたらアイス奢りね!」
玲於「じゃあ、俺が勝ったらお前らが奢れよ?」
貴女「私は玲於が勝つって信じてる!」
玲於「よし、Aは免除」
貴女「やったー!」
茉莉「やるな、Aちゃん」
七瀬「俺も信じてるぜ!」
玲於「おせーよ、ばか」
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佐野冬美(プロフ) - りなさん» 玲於くんをもっと鈍感にさせたいです!笑 (2018年10月18日 20時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - もどかしいー(笑)2人とも自分の事にると鈍すぎるー!どーなってくのかドキドキします(^^) (2018年10月18日 17時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - りなさん» 今から少しずつ意識させていきます! (2018年10月10日 14時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 玲於くん告白してスッキリしたならよかった。そばに居て安心出来るか...、少しずつ意識始めてる (2018年10月10日 9時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2018年10月8日 18時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐野冬美 | 作成日時:2018年9月14日 1時