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七瀬「ねー、Aちゃん。玲於、どうしたの?」
貴女「ちょっとね…」
放課後、茉莉ちゃんが帰ったあと
玲於は石のように動かなかった
七瀬「一日中、あんなんだったよね?魂抜けてる感じ」
貴女「だよね」
七瀬「って、やべ!俺、バイトだから!」
貴女「あ、うん!またね!」
玲於「はぁーあ」
貴女「れーおー、七瀬くんも心配してるよ?」
玲於「んー」
貴女「帰ろ?」
玲於「今日の朝、あんなに息巻いてたのにかっこわりぃー」
貴女「…玲於」
玲於「A、先に帰ってていいよ」
貴女「分かった」
。
。
−玲於 sideー
あーあ、ほんとかっこわるい
何言っても、結局ショックってのは頭から抜けないもんだな
Aにも気を遣わせてるし
Aが教室を出て30分
玲於「そろそろ帰るか」
寝たら少しはすっきりするかな
そう思いながら、靴箱へ行くと
玲於「あれ、A?」
貴女「あ」
玲於「何してんの?」
貴女「えーっと、…たまたま忘れ物したから戻ってきた!」
玲於「ふーん」
絶対嘘ついてるな
貴女「な、なに?」
玲於「ありがとな」
ほんといいやつ
貴女「な、なにが?」
玲於「べっつにー!」
こいつのおかげで心が軽くなった気がする
玲於「コンビニ寄って、なんか奢ってよ」
貴女「なんで私が!」
玲於「いいじゃん、いたわって」
貴女「どういうこと!」
玲於「まあいいや、帰るか!」
貴女「あ、ちょっと待って!」
玲於「早く来い!」
貴女「早いって」
玲於「家まで送った競走する?」
貴女「しない!」
玲於「A」
貴女「なに?」
玲於「まじでありがとな」
貴女「…うん!」
いい顔して笑うな〜
Aがいて良かった
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佐野冬美(プロフ) - りなさん» 玲於くんをもっと鈍感にさせたいです!笑 (2018年10月18日 20時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - もどかしいー(笑)2人とも自分の事にると鈍すぎるー!どーなってくのかドキドキします(^^) (2018年10月18日 17時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - りなさん» 今から少しずつ意識させていきます! (2018年10月10日 14時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 玲於くん告白してスッキリしたならよかった。そばに居て安心出来るか...、少しずつ意識始めてる (2018年10月10日 9時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2018年10月8日 18時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐野冬美 | 作成日時:2018年9月14日 1時