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貴女「あ、玲於!」
玲於「A、おはよ」
貴女「おはよう、はい学生証!」
玲於「ありがとー、まじで!」
貴女「いーえ!」
玲於「眠いね」
貴女「そんなこと言ったら眠くなってくる」
玲於「ふぁ」
貴女「ふぁ」
玲於「タイミング一緒じゃん」
貴女「あれ茉莉ちゃんだ」
玲於「どこ!?」
貴女「階段のとこ」
玲於「ん?どこ行ってんだろ」
茉莉ちゃんは階段を登らず、階段裏へ行った
貴女「何してんだろ」
玲於「行ってみる?」
貴女「そうだね」
玲於「驚かすか」
貴女「意地悪な顔になってるよ」
私と玲於は茉莉ちゃんに近づいた
茉莉「だから、今日は行くから!待ってて!」
玲於「電話してる」
茉莉「うん、夜ごはん期待してて!じゃあね!」
貴女「誰だろ」
こんなこっそり見るって、悪いことしてるみたい
茉莉「ふふ〜♪」
玲於「機嫌良いな」
茉莉「うわぁ!?玲於、Aちゃん!?」
貴女「ごめんねー、何してんだろって思ってあとつけちゃった」
茉莉「びっくりしたあ」
玲於「鼻歌まで歌うって」
茉莉「久しぶりに会いたい人に会えるからね〜!久しぶりって言っても1週間ぶりなんだけど!」
玲於「全然久しぶりじゃねーじゃん!」
茉莉「いやー、ほぼ毎日会ってたもん」
もしかして彼氏?って聞きたい!
でも、ほんとに彼氏だった時…玲於が
玲於「毎日会うって相当仲良いじゃん」
茉莉「仲良いっていうか、らぶらぶ?自分で言うのもあれだけど」
玲於「それって…」
あ、この流れ
やばい…
貴女「あー!もうすぐチャイムが…」
茉莉「そう!彼氏!」
貴女「ほら、玲於!行くよ!今日日直でしょ!」
玲於「お、おう」
無理やり、玲於の腕を引っ張った
茉莉「えぇ、私も行く!」
玲於を見ると、力がないような顔をしていた
貴女「…玲於?」
玲於「ん?」
貴女「あ、課題やってきてる?」
玲於「やってねーや」
貴女「私の見る?」
玲於「いつも見せてくれないのに。気遣うな!」
クシャと頭を撫でられた
玲於「別に、何とも思ってねーよ?あいつに彼氏がいたって、可能性がゼロになったわけじゃないじゃん?」
貴女「玲於…」
玲於「変に落ち込むとか、俺っぽくないしな!」
玲於の笑顔、無理してるようにしか見えない
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佐野冬美(プロフ) - りなさん» 玲於くんをもっと鈍感にさせたいです!笑 (2018年10月18日 20時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - もどかしいー(笑)2人とも自分の事にると鈍すぎるー!どーなってくのかドキドキします(^^) (2018年10月18日 17時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - りなさん» 今から少しずつ意識させていきます! (2018年10月10日 14時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 玲於くん告白してスッキリしたならよかった。そばに居て安心出来るか...、少しずつ意識始めてる (2018年10月10日 9時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2018年10月8日 18時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐野冬美 | 作成日時:2018年9月14日 1時