私はカレを、カレはあのコを

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その帰り、玲於が家まで送ってくれた



玲於「じゃ、明日な！」



貴女「うん、またね」



すると、家の中から誰かが出てきた



輝「A！やっと帰ってきた！」



貴女「輝くん！？」



輝「久しぶり！」



貴女「なんでいるの！？」



輝「またこっちに戻ってきたんだ！」



貴女「じゃあ、また一緒に遊べるの？」



輝「もちろん！で、その人は？」



貴女「あ、私のクラスメイトだよ！」



玲於「佐野玲於です」



貴女「で、この人は私の幼なじみの輝くん！私たちの4歳年上だよ！」



玲於「どーも」



輝「へぇー」



玲於「な、なんすか」



貴女「輝くんはね、私が小学3年生の時に引っ越しちゃったんだ！だから、ほんとに久しぶり！」



輝「ねーっ」



玲於「仲良いんだね」



貴女「毎日のように遊んでもらってたから！」



輝「今日は一緒に夜ごはん食べよ！」



貴女「うん！」



輝「あ、君も食べて行く？」



貴女「玲於も食べよ！」



玲於「いや、俺は…」



母「輝くん？Aは…っているじゃない」



輝「ちょうど帰ってきました！」



母「玲於くんまで！」



輝「おばさんも知ってるんだ」



玲於「前に1回だけおじゃましたので」



母「玲於くんもおいで！」



輝「お腹空いた〜」



玲於「おい、A」



貴女「なに？」



玲於「まじで俺いていいの？」



貴女「え？うん、いいよ！」



玲於「あの輝って人、久しぶりなんでしょ？」



貴女「遠慮しないでよ！」



玲於「そ？じゃあ、おじゃまします」



貴女「うん！」

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