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頭痛い

喉痛い


風邪引きかけだな

最近引いたばっかなのに



今日は1年生全員で歓迎遠足

先輩が何人か来て、出し物をしてくれる



七瀬「先輩の出し物、面白いらしいよ!」



茉莉「へぇ、楽しみ!」



玲於「歓迎って言うくらいだから、それくらいしてもらわないとね」



茉莉「すぐそういうこと言う!」



玲於「てか、ここから5キロも歩くとかありえないでしょ」



七瀬「きついよね、死ぬよね!」



玲於「こんだけ歩かせて、出し物まで面白くないとか最悪じゃん」



茉莉「なんか、玲於が言う意味が分かってきた」



玲於「A、ぼーっとしてるけど」



貴女「あ、ごめん。なんだっけ」



七瀬「歩くのきついねーって!」



貴女「うん、そうだね」



熱上がってるかも

頭が回らないや



茉莉「顔赤くない?」



玲於「ほんとだ」



じっと玲於に見つめられた


落ち着かない



七瀬「熱ある?」



茉莉「出発前に先生に言った方がいいよね」



貴女「大丈夫だよ」



玲於の手が額に伸びてきた

少し触れたとこで…


パシッ



貴女「あ…」



玲於「え…」



玲於の手を叩いてしまった



貴女「ごめ…」



七瀬「ほんとに大丈夫?」



玲於に触れられそうになっただけで

息ができなくなるくらい、ドキドキしてた



茉莉「涙目になってるよ?」



玲於「よ…っと」



貴女「わっ」



七瀬「わぁお、お姫様抱っこ!」



貴女「え、玲於!?」



玲於「体あちぃじゃん!」



茉莉「やっぱり熱あるんだ」



玲於「先生車で行くって言ってたし、そこまで連れて行ってくる」



七瀬「頼んだぜー!」



生徒に見られながらでも

玲於は気にせず私を抱えてくれた



玲於「手叩くくらい俺のこと嫌いなのかもしれないけどさ」



貴女「そんなんじゃ…」



玲於「クラスマッチの時、俺の足に気づいてくれたの嬉しかったよ。だから、俺にもこれくらいさせて?」



貴女「ごめんね、玲於」



玲於「謝るくらいなら、感謝して欲しいな〜」



貴女「クスッ…ありがとう」



玲於のこと嫌いなわない


優しくて、私をいつも助けてくれて

勉強は微妙だけど、運動する時はキラキラしてて


玲於と一緒にいると安心できる

そんな男の子は初めて


私はそんな玲於が好きだけどなあ



貴女「え!?」



玲於「え!?なに!?」



いや、違うから!

好きって言っても友達としてだから!


ないから、ないから!



玲於「とりあえず落ち着いて」

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佐野冬美(プロフ) - りなさん» 玲於くんをもっと鈍感にさせたいです!笑 (2018年10月18日 20時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - もどかしいー(笑)2人とも自分の事にると鈍すぎるー!どーなってくのかドキドキします(^^) (2018年10月18日 17時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - りなさん» 今から少しずつ意識させていきます! (2018年10月10日 14時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 玲於くん告白してスッキリしたならよかった。そばに居て安心出来るか...、少しずつ意識始めてる (2018年10月10日 9時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
佐野冬美(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2018年10月8日 18時) (レス) id: b1af427d4d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佐野冬美 | 作成日時:2018年9月14日 1時

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