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「私はあと12日でこの国を去ります。」
近藤「そっか…」
「他の試衛館の方々には死んだとお伝えください。」
近藤「えっ?どうして!?」
「私がここで会っていた方々は武家娘の私ではなくただのAとして会った方々ですから…綺麗な思い出のままがいいんです。今夜限りでAは死にます。明日からは大名家の娘に戻ります。」
近藤「Aちゃん、、、」
「頼みますよ。」
松江「姫さま山代様が御到着したようにございます。」
「あれらを持って来させろ。」
松江「はい、姫さま。」
「近藤殿、筆と紙をお貸し願います。」
近藤「うん、分かった。」
私は文を総悟殿の土方殿に書いた、、、
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山代「姫さま持ってきました。」
「嗚呼、苦労であった。近藤殿の前にお出しするのじゃ。」
松江「はい、姫さま。」
近藤「Aちゃんどうしたのこの荷物?!」
「これまでの御礼の品にございます。」
近藤「えっこんなに!Aちゃんとはいい思い出がいっぱいある。だからお礼なんて、、」
「良いのです。それにこれは私のお小遣いから拵えたものです。この食料品は試衛館の皆さまが精をつけれるようにと…たくさん食べてくださいね!これは土方殿にマヨネーズです。これで無駄な出費も当分出ませんよ。それと総悟殿に菊一文字RX-7です。そして最後にこれを近藤さんに。」
近藤「こんなに沢山貰えないよ。」
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椿(プロフ) - 有難うございます。更新はかなり遅いペースだと思いますがどうぞ宜しくお願いします! (2019年4月7日 0時) (レス) id: edb7f51625 (このIDを非表示/違反報告)
菫!щ(゜▽゜щ)(プロフ) - 面白いです!更新応援してます! (2018年11月30日 19時) (レス) id: 5ee93ef12b (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2018年7月5日 19時