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父「A、余はAの事をずっと案じていた」
「ご迷惑をおかけして申し訳のうございます。
この失態どう始末すればよいのか…」
父「そのようなことはもう良い。ちこうよれ」
「はい。」
父上は私を抱きしめた。
父「A今までどこに行っておったのだ。父は心配で心配で…夜も眠れなかったぞ。」
「申し訳ございませんでした。」
父「まぁ、そちが無事に戻ってくれてよかった。そんなにそちは城からでたかったのか。」
「恐れながら父上様。私はこの城で毎日、芸事に明け暮れる日々ちっとも楽しくはございません。私は自由に行きたいのです。」
父「ほんにAは好奇心旺盛じゃ。そちは実に男に生まれておればきっと、公方様をお支えする忠臣になっておったであろう。」
「恐れ入ります、父上。」
父「これからは、好きに城をでても良い。良い経験になる事であろう。」
「誠にございまするか。」
父「あぁ、御簾中には話をつけておこう。だが、日々の学ぶべきものはよく学ぶように。それと、城の外に出て良いのは週に一度だけだ。約束できるな？」
「はい、父上様。父上様の大きな御心に心より感謝致します。」
父「民の暮らしを学ぶが良い。」
「あの父上様、１つお願いがござりまする。」
父「なんじゃ。」
「私、試衛館で剣術を学びとうございます。」
父「確かそちは薙刀術の鍛錬をしておるのではないか？」
「はい、左様にございます。ですが父上様私は剣術を学び旦那様となるお方に背中を預けてもらえるようなそんな頼れる妻になりたいと思っておりまする。私も武士の娘、父上も学んでこられた剣術を私も知りたいのでございます。」
父「ガッハハッ、そちは巴御前にでもなりたいのか。」
父上は盛大に笑った
父「まぁ良い。その試衛館に行くが良い。」
この後、父上が近藤さんに直々に会い私の事をお願いなさったり、試衛館に金を送ったか送ってなかったとか…
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椿(プロフ) - 有難うございます。更新はかなり遅いペースだと思いますがどうぞ宜しくお願いします！ (2019年4月7日 0時) (
レス) id: edb7f51625 (このIDを非表示/違反報告)
菫!щ(゜▽゜щ)(プロフ) - 面白いです！更新応援してます！ (2018年11月30日 19時) (レス) id: 5ee93ef12b (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年7月5日 19時
