お武家のお姫さまとドS少年

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近藤sied


「申し訳ないが父上に「Aが只今帰りました」と伝えてはくれないか」

うーん？どういうこと
えっ父上？Aちゃんのお父さんはやっぱりお城の役職だったんだ



門番「お主、本当に姫様か？
先程から冷やかしが多いので少し疑っておるのだが…」

俺、耳悪いのかな？


「この無礼者！私を誰と心得るのじゃ‼
もう良い山代か松江を呼んで参れ」

えっ Aちゃん？どうしたの…
ヤバイこの状況に全くついて行けない



近藤「ねぇAちゃん姫さまってどういうことなの？俺 全然話についていけないんだけど…」


「私はただの武家娘にございますよ？」

武家娘はみんな姫さまって呼ばれるんだ！
大名の娘だけだと思ってた、知らなかったよ
こんなこと恥ずかしくて言えないな


近藤「だよねー！」

良かった…









Asied


近藤「ねぇAちゃん姫さまってどういうことなの？俺 全然話についていけないんだけど…」

近藤さんが少し意味が分からぬことを申した

どういうことじゃろ⁇

近藤さんは何が聞きたいんじゃ

私が武家娘ということかそれとも…

思いつかぬ なんと答えたら良いのじゃ

もう一度聞くのも失礼だからな

うーん どうしたものか

もしかしたら近藤さんは単純に武家娘という答えが欲しいのか？

いや、近藤さんはもうすでに私が武家娘ということを知っておる

分からぬ もう単純に…

「私はただの武家娘にごさいますよ？」

なんなのじゃこの沈黙
もしや答えを間違うてしもうたのか
では なんて答えるのが良かったのじゃ
分からぬ さっぱり分からぬ



近藤「だよねー！」

答えはこれであっておるのだろうか
あっておると信じよう
信じた方がまだ心は揺らぐ






？「ひーめーさーまー！」

こ、これはもしや相当お怒りなのでは…

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