朝練 ページ40
翌朝の6時過ぎ
サバナクロー寮はあのマジフト大会以降、毎朝参加出来る者だけでマジフトの朝練をしている
そして俺とジャックもその朝練に出るために寮内にあるマジフト場にて準備体操をしていた
『今日はレオナ先輩遅刻しないかな?』
「まぁ監督生達もいるし、大丈夫だろ」
あ、そっか。二人はレオナ先輩の部屋に泊まったんだっけ?
レオナ先輩は朝弱いらしく遅れることが偶にあるが、二人がいるなら大丈夫だろう。ってかラギー先輩が引っ張って来るか
「...ほら、来たぞ」
ジャックが向いた方を見てみると、レオナ先輩とラギー先輩、そしてユウくんとグリムが歩いてきた
『おはようございます。ユウくん達もおはよう』
「おはようチタくん、ジャックくん。サバナクロー寮って朝練やってるんだね」
「おう。お前らも朝練に参加するのか」
「もっと寝てたかったけど、ラギーに連れてこられたんだゾ」
そう言いながらも元気そうな様子に苦笑いしていると、軽くゲームをするらしく俺ら一年&ユウくん達VS先輩方という形でチームが分けられた
「うっしゃ、やるぞ!」
『戦力差エグい気がするけど、やるか』
「頑張ろうね!」
「やってやるんだゾ〜!」
__________
朝練が無事終わり、各自着替えてから大食堂にて朝食をとっていた
「そういえばお前ら...何であのタコ野郎と取引なんて馬鹿な真似しようと思ったんだ」
レオナ先輩の質問にユウくんが答えると、ハハハと愉快そうに笑われた
「そういえば、二人とも今回の試験でアズールとは取引しなかったんスね」
『確かに。レオナ先輩は特に、楽できそうな方法を選びそうなのに...あ、すみません』
「バーカ。誰が好き好んであんなインチキ野郎と何度も取引するか。背に腹は変えられなくて取引したことはあるが...毎度ロクな条件じゃなかった」
取引したことはあるんだ
ラギー先輩も実力は認めているらしく、余程凄い魔法士なんだなぁと遠い人物を眺めている心境になった
「話のタネに聞いてやる。どんな条件で契約したんだ?」
契約の条件を話すと、何故か可哀想なものを見るような目をされた
アズール先輩がくれた薬なら大丈夫という言葉は貰えたが、どうしてそんな目を向けられているのかが分からず首を傾げた
「なら、さっさと行動を起こせばいいじゃないか。時は金なり、だぜ」
そう言われればそうだな、三日しか期限はないし
三人も同じ気持ちのようで早速エースくん達も連れて行こうと大食堂を出た
163人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カイルマ(プロフ) - あずささん» ほんとですか!!!ありがとうございます!!私も自分が考えたにも関わらず結構好きなキャラなので、そう言って貰えて嬉しいです!!これからもよろしくお願いします!!!! (2020年6月22日 16時) (レス) id: 236f2f52e9 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - ん"ん"チタくんめちゃくちゃ可愛くてすちです!更新頑張ってください、楽しみにしてます!! (2020年6月22日 4時) (レス) id: c43d6d3e45 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カイルマ | 作成日時:2020年4月26日 4時