驚きの提案 ページ14
ハートの奴の言葉に寮長さんが反対する
「レオナ先輩に告げ口するかもしれないよ？」
「でも信用出来るやつだってこいつは言ってますし」
指を指されたジャックは一度大きく頷くと寮長さんをジッと見つめ始めた
あの巨体に見つめられたら身長差の激しい寮長さんは圧が強そうだな
しばらくは渋っていた寮長さんだが、圧に負けたか特に問題ないと判断したのか、ため息つくと腰に手を当てた
「参加させるのはいいが、まず彼が参加したいかどうかだろ」
『あ、別にいいっすよ、参加しても』
「ほら彼もこう言って...えぇ！？」
どうやら寮長さんは...というか全員がOKを出すと思っていなかったらしく、目を大きく見開いて驚いていた
「え、チタくん大丈夫なの？自分の寮なんだよ？」
『まぁこれから居ずらくはなりそうですけど...相手に危害を加えるやり方は好きじゃないし、まずレオナ先輩達に作戦を教えて貰えていない時点で除け者ですからね』
「でも、君ってマジフトの選手候補でしょ？大丈夫？」
その質問に何故このダイヤの先輩はその事を知っているのかが気になって首を傾げてしまう
すると意図が伝わったのかスマホをプラプラとさせながら事件の関係で有力な選手候補は大体調べてあるんだと教えてくれた
なるほど、俺は有力な選手候補と言われているのか
嬉しくて耳やしっぽが動いていたらしく、ジャックに呆れた目をされた
仕方ないだろ、耳としっぽは正直なんだ
「あ、ていうことはこいつって昨日見つけられなかったチタ.レオパルドって奴ですか？」
「あぁ、確かにそんな奴も選手候補の名前にあったな」
ハートとスペードの奴に言われてそういや自己紹介してなかったなと思い出し、どうもチタ.レオパルドですと言うと、みんなも自己紹介をしてくれた
ハートの奴はエースで、スペードはデュース、寮長さんはリドルで、ダイヤの先輩がケイト、小動物がグリムで、噂の新入生がユウか
一気に知り合いが増えたなぁと思ってるとリドル先輩が咳払いをした
「話が脱線してるから戻すけど、君は僕達に協力するってことで大丈夫なんだよね？」
『はい、大丈夫です』
「そうか。正直人手は多い方が助かる。作戦の内容は分かるかい？」
『さっきの話で全てなら』
「ならいい。細かい事は後で君の元に言って伝えるよ」
『よろしくお願いします』
「よし、それじゃ一旦解散。各自授業に遅れないようにね」
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カイルマ(プロフ) - あずささん» ほんとですか！！！ありがとうございます！！私も自分が考えたにも関わらず結構好きなキャラなので、そう言って貰えて嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！！！！ (2020年6月22日 16時) (
レス) id: 236f2f52e9 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - ん"ん"チタくんめちゃくちゃ可愛くてすちです！更新頑張ってください、楽しみにしてます！！ (2020年6月22日 4時) (レス) id: c43d6d3e45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カイルマ | 作成日時：2020年4月26日 4時
