元殺し屋、転生します3〈名探偵コナン〉

お誘い ページ6

三人を空いてる席に案内し、メニューを渡す


『注文が決まったら呼んで』

「ありがとう。あ、そうだ！ちょっといい？」

『ん？あぁ』


周りを見渡してみると今日は客は毛利達を抜いて二人しかいない。その二人も片方はパソコンで仕事の傍らにコーヒーをすすっててもう一人は食事を食べてる真っ最中

呼ばれたら行けばいいし、当分は大丈夫だろう


『どうした？』

「実は来週の土日でミステリートレインっていうのにコナンくんや博士達と一緒に行こうと思ってるんだけど、斎田くんも来ない？」

『ミステリートレイン？』

「そうなのよ！次郎吉おじ様が主査のイベントなんだけど、斎田くんが行きたいならチケットを用意するよ！」


園子がグイグイくるのを手でガードしながら答える


『悪いけどその日は用事があっていけないな』

「そっかぁ...」


園子さんや、そんなに落ち込まんでもええですやん

ってかその日に丁度表紙や題なんかを決めて、作品として売り出すって時だからなぁ...まだ売り出してなかったんだって思ったそこの方、売り出すまでには色んな準備や時間が必要なのです


『そういえば、博士達って少年探偵団のみんなも行くのか？』

「うん。推理とか好きそうだから誘ったんだ」

『そっか。んじゃきっと佳奈達も行くだろうな。迷惑かけるかもしれないが頼む』

「全然大丈夫。まかせてよ！」


コナンくんが一緒に行くって事は事件が起きるかもしれないが...毛利も世良もいるし、それにコナンくんも友達は絶対に助けるだろうし大丈夫だと信じよう

まだアニメでは放送されて、こっちでは見れていないシーンとかもあるし、主要キャラが死ぬような大きな事故とかはなさそうだしな


...何故世良呼びかと言うと、心の中で世良ちゃん呼びしてるとそれで呼ぶ可能性があるからだ

それの何が悪いって思うかもしれないが...男からちゃん呼びされると気持ち悪いだろ。人によるだろうけど


「君には妹がいるのか？」

『あぁ。正確には弟が一人、妹が二人いる』

「へぇ多いんだな」

『まぁな。世良もあいつらの事、よろしくな』

「まかせてよ！これでも僕、結構強いんだからな！」


うん。知ってる


『それは心強いな』


何事もなく、終わればいいな









一週間後、俺はコナンの世界を軽く見すぎていた事を痛いほど感じる事はまだ先の話

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