関西の姫2 (ページ36)

今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:72,477 hit

映画撮影ページ36

「おはようございます！」

今日は初めての映画の撮影

昨日の夜から緊張して全然寝られへんかった

だってラブシーンやで

初めての映画出演でいきなりラブシーンて…

しかも相手が、

大倉「Aおはよう」

「大倉くん…！おはようございます！」

大倉「なんか緊張してへん？笑」

「そりゃ緊張しますよ、大倉くんとラブシーンなんて…」

大倉「俺も相手Aって聞いてめっちゃびっくりしたわ笑」

「私、映画出るのも初めてですし、
ほんまに不安しかないです、笑」

大倉「大丈夫やで
オーディションの人もAのこと絶賛やったから
自信持ちや」

「はい、」

大倉「まぁ困ったら俺に委ねてくれたらええから」

「はい、お願いします、！」

スタッフ「そろそろ撮影お願いしまーす！」

「はい！」

最初は大倉くんが浮気相手の私の家に来るシーン

撮影が始まると、さっきまでの柔らかい雰囲気の大倉くんじゃなくなって

一気に色気のある役柄になった

2人で話すシーンも撮り終わりいよいよキスをしてからラブシーンの撮影へ

憧れの大倉くんと、キス…

大倉「A、もう顔赤いで笑」

「ちょっとほんまに緊張してきました、」

大倉「撮影する前に慣れるためにしとくか？笑」

「…今したら寝るまでずっと赤いと思います、」

大倉「それはあかんな笑
大丈夫やで、一回撮影ってこと忘れて
俺にまかして」

「…はい」

そして撮影が始まった

大倉くんの顔つきが変わり、色っぽい表情に思わず目を逸らしてしまいそうになった

大倉「A…」

私の耳元で誰にも聞こえないくらいの声で大倉くんが囁いた

顔を上げると、優しいキスを落としてくれた

ゆっくりと何度も繰り返して、どんどん深いキスに

頭が溶けてしまいそうなくらいクラクラした

そのままベットに押し倒されて撮影は続いた

大倉くんについていくのに必死で、撮影ってことを忘れかけていた

いつの間にか撮影が終わりカットがかかった

「…っ、はぁ、」

大倉「A、大丈夫か？」

「、大丈夫です」

大倉「Aが色っぽすぎて、撮影ってこと忘れそうになったわ笑」

「私は大倉くんについて行くのに必死でしたけどね、笑」

大倉「俺のキスどーやった？」

「…初めてキスってこんな気持ちいもんなんやなって、思いました…」

大倉「ほんまに？嬉しいわぁ
もう一回するか？笑」

「、もう勘弁してください…」