私を見て【冨岡義勇】

十八 ページ18

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以前治療してもらった腰の診察をしたいと、しのぶさんから呼び出され蝶屋敷へ向かった






「しのぶさん、こんにちは」







私は、ひょこっと診察室に顔を出す







し「Aさん、お待ちしていましたよ」









その後しのぶさんに指示されたように、ベッドにうつ伏せになり診察をしてもらう





　

ドタドタドタ






ガッシャーン








ミシミシミシ









……何この音







「…誰かいらっしゃるのですか？」









し「…そうですね。少し厄介な方達が。今の時間は寝ているはずなんですが…」









しのぶさんからは、痛いほどに怒りを感じる






そういえばこの間も、『厄介な方達』なんて言っていた






…長期間入院しているのか





し「Aさん、異性恐怖症だとお聞きしました。…そうとも知らず、不死川さんの御屋敷に泊まること勧めてしまってごめんなさい」







「い、、いえ！お気にならさず！…不死川さんは言葉選びが苦手なだけというのが分かったので…」






し「まぁ、そうですね。根は優しい筈です」







？「しのぶさん！！！伊之助が！！」






大きな声と共にガラッと空けられた襖の横には、赤髪の男の子が立っていた







…今、私の背中全開なのですがっ







そう焦ったのも束の間、しのぶさんは光の速さで声主のもとへ行き扉を閉めた







…柱だ…








話を済ませたのか、しのぶさんはすぐ戻ってきた









し「お待たせしてしまいごめんなさい。もう腰は完治していますので、安心して任務へ行ってください。それと、早めにここを出た方が身のためですよ」








「…あ、、ありがとうございました」







後者が気になったたが、私は診察室を出てしのぶさんの言う通り屋敷へ戻ろうとした








…が、そうもいかなかった







ズドン







「ぎゃっっ」







?「うわぁっ！！」








何かが私に激突してきました








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