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他愛ない話をしながら近くの公園に入る。

ブランコに目が行ったけど、今日は日が照ってるから、ブランコなんかに乗ったらお尻が焼けそうだな…なんて考えが私の中で浮かび、木の影にあるベンチに腰掛けた。

貴「あ、ところでジュースありがと…ってこれ炭酸じゃん。私炭酸飲めないんだけど…渉知ってるでしょ?」

渉「うっさい。炭酸飲めない赤ん坊は粉ミルクでも飲んどけ」

貴「はいはい。炭酸しか飲めないたぬきさんは、げんこつ山で(自主規制)でも飲んどいたら?」

私がからかうように言い返すと、渉は口から炭酸ジュースを吹いた。汚なっ。

渉「おいマジでやめろ…まあたまには炭酸飲んでみ?シュワシュワしてなんかスカッとするぞ」

私はあまり気が進まなかったけれど、一口だけ飲んでみた。

…うーん…私的には炭酸飲んだ後の下残りが苦手…。
まあでも一口飲んだからには全部飲まなきゃな。うん。

渉「…んで?あの家はまふおの家で合ってたのか?」

貴「うん、合ってた。真冬のお母さんと色々話してきた。」

渉「ふーん。どんな?」

渉はジュースを飲みながらだけど真剣な顔で問いかけてくる。

貴「長くなるから帰りながら説明する」

私はペットボトルのキャップを閉めて立ち上がった。早く家に足を進めないと、遅くなっちゃうし。地味にここから家って遠いし。




______

貴「で、そういうわけ。」

渉「…だいたい理解した」


帰り道。見慣れた街の歩道橋を登り始めたところで全て話し終えた。お互いのペットボトルの中身も空っぽ。そしてもう夕方だ。



渉「…で、どーする?このままスーパー行ってまふおに全部説明するか?それとも明日落ち着いて話すか?」

私「う〜ん…なるべく早く知らせてあげた方がいいんだろうけど、明日ゆっくり話そうか。夏休みだし」

渉「だな」



とん、とん、とん、と歩道橋の階段を上る。
昔の私は高い所が苦手で歩道橋は使えなかったなあ。今はもう平気だけど。


渉「おおすごい、赤ん坊が歩道橋上ってる…!こりゃイ◯スタ映えすっぞ!!」

貴「はいはい〜ばぶばふ〜私は赤ん坊のAちゃんですよーー」

渉「きっつ」

貴「うんちょっと黙ろうか(^^)」

渉「顔文字の謎の威圧感やべぇ」

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雛紗(プロフ) - 間に合っ…てないですねすみません、 (2020年2月29日 0時) (レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)
雛紗(プロフ) - 朔夜さん» ひょわああありがとうございます!!!! (2020年2月13日 23時) (レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - おかえりなさい!ずっと待ってました!これからも楽しみにしています! (2020年2月13日 22時) (レス) id: e3cb926ca0 (このIDを非表示/違反報告)
雛紗(プロフ) - Aliceさん» なんか天使が来たわ (2018年10月9日 22時) (レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)
雛紗(プロフ) - *Momijiさん» ネット上ではね…笑 リアルの世界ではもうなんか要らんものみたいに扱われて辛いでござる…(コメ欄言うことじゃない←)なのでネットが生き甲斐なのでござる)^o^( (2018年9月11日 11時) (レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雛紗 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年7月19日 23時

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