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私は今知ってる事をなるべくわかりやすく小雪さんに説明した。
小雪さんも徐々に理解してくれたみたいで、状況を把握できたみたいだ。



貴「あ、それと…聞きたいことがあるんですが…」

小「?」

貴「“相川美冬ちゃん”って聞き覚えありませんか?」

小「!?、美冬!?」


小雪さんはまた驚いた素振りを見せる。
…この様子だと何か知ってそう。

小「美冬は…私の娘であり…真冬の姉です…。病で他界してしまいましたが…。」

貴「……成る程。その事を真冬は知ってますか?」

小「話してないです…美冬は、真冬が生まれてすぐなくなった子なので…。姉がいたことすら真冬には教えてないです…」




________


貴「では今日はそろそろお暇します。お邪魔しました」

小「いえいえ!こちらこそ本当に色々ありがとうございます…!」

貴「…真冬の事、絶対に助け出すので。」

小「…ありがとう、ございます。」


泣き声が混じった声で私にお礼を言い、小雪さんは手を振る。

私は軽くお辞儀をして家から出た。

美冬ちゃんについての事、他にも沢山聞いた。



お祭りが大好きで、お祭りの日じゃなくても甚平を着てたこと。

花火が大好きだったこと。

甘えんぼさんだったこと。

真冬が生まれてくるのを楽しみにしてたこと。

それと同時に姉になる不安を抱えていたこと。


……全部全部、小雪さんに教えてもらった。


貴「美冬ちゃんは、真冬のお姉さんだったんだ…。」

…美冬ちゃんが真冬をお菓子売り場から出さないって言った理由、わかんないなあ…。


腕を組みながら歩く。


?「…なーにぼけっとしてんだよ。おらよ!受け取れ!」

背後から聞き慣れた声がして振り返ると、私の顔面に固いような柔らかいような何かが直撃した。

貴「痛っ…なにしてんの渉」

どうやら渉が私の方にペットボトルを投げてきて、それが私の顔面に直撃したようだ。

渉「お前が白い髪の人とあの家に入るの見えたからジュース買って待っててやったんだよ!この尊きうらた様に感謝するのだー!!」

貴「…あ、そっか。私、渉と真冬ん家探しに来てたのか!」

渉「おいおい頭大丈夫かよ…人のこと忘れるとかありえねぇ…」

貴「アリエールでしょ」

渉「いや寒っ」

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雛紗(プロフ) - 間に合っ…てないですねすみません、 (2020年2月29日 0時) (レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)
雛紗(プロフ) - 朔夜さん» ひょわああありがとうございます!!!! (2020年2月13日 23時) (レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - おかえりなさい!ずっと待ってました!これからも楽しみにしています! (2020年2月13日 22時) (レス) id: e3cb926ca0 (このIDを非表示/違反報告)
雛紗(プロフ) - Aliceさん» なんか天使が来たわ (2018年10月9日 22時) (レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)
雛紗(プロフ) - *Momijiさん» ネット上ではね…笑 リアルの世界ではもうなんか要らんものみたいに扱われて辛いでござる…(コメ欄言うことじゃない←)なのでネットが生き甲斐なのでござる)^o^( (2018年9月11日 11時) (レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雛紗 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年7月19日 23時

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