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嬉し涙のような ページ35

ナギside

二人から見えない所から二人の様子を見る。

サヤ「あ、無事仲直りできたみたいだね!アオイちゃんの背が高くなった!!」

ナギ「そうだな!…お?雨は降ってるけど空は晴れてる、いつのまに…」

サヤ「天気雨、狐の嫁入りだねー!」


不思議だ。



晴れなのに雨が降ってるって。



笑ってるのに泣いてる、みたいな感じか。



要は天気雨って嬉し涙みたいだな!

面白いや。



サヤ「嗚呼、ほんと、二人がまた仲良しになってくれて良かった…」

サヤは泣きながら喜んで居た。



…こいつ、天気雨みたいだな。



ナギ「お前、いい奴だな。」


サヤ「へ!?な、なに!?」


あからさまにサヤの顔が赤くなった。


さてはこいつ、褒められるのに弱いな。


よし、からかってやろうと思ったとき、Aとアオイが此方に向かって来た。

サヤ「あ、二人とも!仲直りできてよかったよおー!」

貴女『こらこら泣かないのサヤ。』

サヤ「えっへへ」

サヤが甘ったるい笑顔をAとアオイに向ける。

アオイ「色々協力してくれてありがとう、サヤちゃん!…とナギ君…だっけ?」

ナギ「おう、ナギでいいぞー」

アオイ「うん、よろしくね!」

ナギ「おう!」

新しい友達。

うん、良い響きだ。

やっぱり友達ってのは良いもんだなー!

サヤ「うわー、アオイちゃんの身長が私より高ーい!お姉ちゃんよりもちょっと高いね!」

アオイの身長はAより少し高かった。
そしてサヤより遥かに高かった。←
あ、俺よりは低いぞ?←

貴女『本当だ凄ーい!』

アオイ「えへへ、なんか照れるね!」

*
サヤside

雑談をしていたら、いつの間にか夕暮れ。西の空からオレンジ色の光が射していた。
楽しいからか時間が経つのがとても早く感じた。

サヤ「じゃあ私達そろそろ帰るねー!」

アオイ「また来るね!今日はありがとう。」

ナギ「おう、また来いよー!」

サヤ「うん!じゃあお姉ちゃんもバイバイ!」

手を振って帰ろうとした時。

貴女『あ…サヤ!』

お姉ちゃんの声に気が付き顔を見てみると何やら真剣な顔をしていた。

サヤ「ん?どうしたのお姉ちゃん。」

お姉ちゃんが口を開く。

貴女『…お母さんには、もう会ったの?』

サヤ「ん?会ってないよ?なんで?」

私がそう言うと、お姉ちゃんの顔は真っ青になった。そしてすぐに何処かに駆け出して行った。
どういう事か不思議に思い、二人と一緒にお姉ちゃんの後を追った。

神様への捧げもの→←二度目の絆



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- 絵上手いですね! 書き方教えてほしいです、、、、。私、好きな人がいます。告るか悩んでて、、、。どうしたらいいですか? (2020年10月20日 11時) (レス) id: bcdcf4ec06 (このIDを非表示/違反報告)
- 謎の沈黙ターイム(バリトン)wwこれ、気に入りましたww (2020年10月20日 11時) (レス) id: bcdcf4ec06 (このIDを非表示/違反報告)
雛紗(プロフ) - もんじゃさん» コメントありがとうございます!え!本当ですか!?嬉しいです^^ありがとうございます! (2018年6月15日 19時) (レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)
もんじゃ(プロフ) - 絵めっちゃ上手ですね!! (2018年6月15日 17時) (レス) id: 84ebad2ff3 (このIDを非表示/違反報告)
メグル - 雛紗さん» 承知っすw (2018年6月13日 22時) (レス) id: 5915396e2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雛紗 | 作成日時:2018年4月9日 17時

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