ただ、愛してる。君を。【鬼灯の冷徹】

恋と何かが起こる予感 ページ4

サヤside

お姉ちゃんは仕事。私は休み。

手伝うよと声を掛けたけど、お姉ちゃんは「休みの日くらいちゃんと休んで」って。

いやあ、私のお姉ちゃんマジ天使だわ←

一人で岩の上に腰掛けていると、向こうからナギが来た。

ナギ「あ、サヤじゃん、久しぶりだな！」

サヤ「うん、久し振り！」

ナギ「また逃げて来たのか？」

ナギがニヤリと意地悪そうに笑う。

私の中の何かがプツンと切れる。

サヤ「違うって！！休みだから遊びに来てんのよこのバカ！！」

ナギ「バーカ冗談だよ。ていうかサヤってこんな怒りっぽい性格だったっけ？」

サヤ「いろいろ難しい年頃なんですぅ！！」

ナギ「あーはいはい。姉ちゃんとは大違いだなー」

うわ、なんかあれだな…うざいなあ…

ま、話を逸らそう。

サヤ「それにしても背、伸びたねー。その辺のおじさんと変わらないじゃん」

ナギ「おじさんと一緒にすな。あとすっっげぇ話が逸れたな。」

そのつもりで言ったよ！

ナギは口を尖らせて不機嫌な顔をする。
私もその真似をしてみる。

ナギ「…なんだその顔。」

サヤ「ナギの真似。」


その日は二人でギャンギャン言い合ってたら一日が終わった。←





……結構楽しいかも、とか思っちゃった。

お姉ちゃんの話をしている時のナギの顔は楽しそう。









サヤ「じゃあ私帰るね、お姉ちゃん！あーあとナギ」

ナギ「俺かわいそ。」

貴女『気をつけて帰るんだよ？また遊びに来てねー！』

サヤ「うん！バイバイ！」




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帰り道。
暗くて怖いなーとか思うけど、我慢して自分の村への道を進む。

足早に歩いていると、誰かに肩を掴まれた。

後ろを振り向くと、見覚えのある顔がうかがえた。









サヤ「………アオイ…ちゃん？」

ーーーーーー
サヤのキャラがわかんなくなってきた。

変わらない姿→←尖った

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