Misunderstanding 2

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重い頭を引きずりながらも

しっかり出社した


部署に入るなり私のデスクには大量の
仕事の山


｢全部燃やしてやろうか。｣っとイライラを抑えつつも

大人しく座る






桃｢おはようございます｣




ひょっこり顔を出すのは隣のデスクの萌音ちゃん

｢おはよ.......｣っと気だるく返せば


｢顔色悪いですけど大丈夫ですか？？｣

と心配そうに聞いてくる





｢んー、.......二日酔い｣


桃｢えぇ、、昨日そんなに飲んだんですか｣


｢帰った記憶ないぐらい｣


桃｢やばいじゃないですか！｣



｢そうなんだよね、、
もう当分お酒やめとく
山本さんにも迷惑かけたみたいだし、｣





桃｢え！？山本さんってあの爽やかさんですか！？｣




目を真ん丸にして身を乗り出す

頭痛のせいでその声がよく頭に響く





｢声でかいよ、、
爽やかさんかなんか知らないけど
山本さんって人に｢送りますよ｣って言われたとこまで記憶はあるの｣





｢ひぇー、｣と声を漏らす

何をそんなに驚いてるのかは分からないけど

入ってきたばかりの萌音ちゃんが
知ってるぐらいなら

それなりに目立つ人なのかな



まためんどくさい人だったらどうしよ





｢あっ、萌音ちゃんその山本さん知ってるなら
居るところ教えてよ
お礼言わなきゃダメだし｣




桃｢いいですけど.......小瀧さんと重岡さん
焼きませんか？？｣



｢なんで？？別に下心とかないでしょ｣



桃｢えぇ、そうですかねぇ｣




｢うーん｣っと考え込みながらも

自分のデスクに戻っていく



なんなんや。









頭痛の中なんとかパソコンと睨めっこして

仕事の半分を終わらせる


なんの気遣いが知らないけど

ほとんどの内容が直ぐに終わるものばかりで


なんでこんな簡単な仕事なのに人に押し付けるのかが分からない




呆れつつも1度気分転換に飲み物でも買ってくるかなっと思い席を立つと

待ってましたと言わんばかりに
桃寧ちゃんが声をかけてくる






桃｢もしかして仕事終わりました？？｣



｢半分終わったよ｣


桃｢ひぇ、、さすがですね｣


｢んー、、ペース上げなきゃ残業になっちゃうしね｣


桃｢一刻も早く帰りたそうですもんね.......
それで、今朝の山本さんの話なんですけど、｣


｢あー、、今行く？｣


桃｢はい！今ぐらいしか行けないと思うので｣


そう言って横目で残りの仕事量を見てくる


まぁ、そうなるわな。

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