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重岡 side
Aに「はよ帰れ」っといいデザイン部を
追い出されてから
しぶしぶ営業部に帰ると
小「おはようございま〜す」
眠そうにタイムカードをきる
小瀧の姿が
荷物を置くなり
わざとなのか間違えてなのか俺のデスクに座りだす
「お前、どけって!そこ俺のデスク」
小「しらへん」
ムカつく顔で一向にどこうとしない
うわぁ、こいつ嫌やわぁっと思いながら
無理矢理にもどかそうとする
「お前、どかへんかったらどうなるんかわかってんのか??後悔することになんぞ」
ゆるゆるで隙だらけの脇を掴み
こちょこちょと手を動かす
「やめて」と笑い暴れながら言うの小瀧に
容赦なく押さえつけて続けると
なんか、このにおい知ってる
何故だか馴染みのあるにおいにピタッと手が止まる
「ひーっひっー」と肩で息をする小瀧相手に
少し混乱する
なんでやこいつからAと同じにおいするんや
たまたま??
いや、でも昨日こいつ
こんな匂いじゃなかったぞ
色々な疑問が頭の中を泳ぐ
結構強めににおいついとるし
1、2回会っただけでつくわけないよな
つくとしたら、密着したとか??
いやいや、Aやぞ?
ガード硬いで有名や
いくらこの、高身長で人懐っこいこいつでも無理やろ
そう考えてみるものの
1つ引っかかるのは
今朝のAが言う「腰痛い」の言葉
「嘘やろ.......」
Aと小瀧があんなことやこんなことをしてたとでも言うんか!?
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作者名:鮎 | 作成日時:2019年5月25日 18時