西 の 生 徒 会 。 2

57 生徒会？？ ページ9

重｢はーい、離れてくださーい｣




藤｢近ずきすぎや｣





そう言って不機嫌そうに

望から私をひっぺがす





藤｢可哀想やと思って我慢しとったけど
さすが無理やわ｣







小｢なんでなーん！｣





｢かえしてー！｣っと赤ちゃんのようにぐずる


まて、私はおもちゃかなにかか？？







重｢Aもあんまり甘やかしたあかんで？？｣






｢わかってるけど.......子犬みたいな顔すんねんもん｣






きゅるきゅるした瞳で

眉尻を下げて お願いなんて言われた日にゃ

どうしろってんだ



きっと望もその顔をすれば

お願いを聞き入れてくれるって分かってるんだろうなぁ







重｢子犬ちゃう、あいつはおっきい狼犬や！｣






｢何されるか分からへんのやから｣
っとほっぺをむぎゅむぎゅされる





狼犬の意味はよく分からないが

しげが人のほっぺをむぎゅむぎゅするのが

好きと言うのはわかった








濱｢もうー、変なこずりあいしてやんと
資料整理して帰るで？｣





呆れた顔を出そう言いながら

何部かの資料を持ってくる


あっくんと濱ちゃん








｢はぁーい｣と緩く返事をして席に着く






＿＿＿＿＿＿＿＿


＿＿＿＿









桐｢じゃあ、俺職員室に鍵返してくる｣








戸締りをして生徒会室をでると

あっくんがそう言って階段を降りて行った




時刻は15時。

結局、短縮授業なのに
いつもと同じ、学校が終わる時間に終了した



資料整理なんて真面目に言っていたけど

いざやって見るとほぼお遊び状態


ふざけ出すのに時間はそんなに必要なかった







大人しくあっくんを待っていると


スマホの通知音が鳴った



神ちゃんA、罰ゲーム覚えとる?



うおっここに来ていきなり

あの日言われたことを思い出す




そうだったァ

敬語使ったんだ.......





Aおん、、覚えとるよ




何するんだろうと内心ドキドキ


神ちゃんやから、エグいのはないだろうと思う反面

あの日のいたずらっぽい笑顔を思い出せば

なぜか、緊張する









神ちゃん土曜日、一緒にパンケーキ食べに行こや




｢え？？｣



思ってもいなかったメッセージ内容で

思わず声が漏れる




あら、案外かわいい内容なのね

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