西 の 生 徒 会 。 2

67 生徒会？？ ページ22

神｢ええやろ〜、1年生が2人増えたと思ってさぁ｣




中｢いや、だいぶ範囲も違うやん｣






なん会話をしながら

当たり前のように私の隣座る神ちゃん




なんだがこうやって面と向かうのは

あの罰ゲームの日以来で少し緊張する









桐｢お願いやってぇ、ジュース奢るからさ｣




｢頼む｣なんて手を合わせてお願いするもんだから

少し顔を顰めながらも｢ええよ｣っと返事をする






淳太くんも大変だなぁ



そんな様子を見つめていると

隣に座った神ちゃんがじーっと顔を見てくる









｢な、なに？？？｣




神｢んー、最近あんまり顔合してなかったなぁって｣





テスト週間でもあるし

しかも、最近会計の神ちゃんとしげは

体育祭の予算案の作成の影響か

なかなか、生徒会室に来ない



あと普通に私自身があの日以来少し恥ずかしいと思っている









｢会計忙しそうだしね、｣




神｢めっちゃ大変やねん
ほんまはAおるって聞いたから今日来てんで｣




｢えっ｣




ニコッといつもの優しい笑顔で

そう言う





神ちゃんってナチュラルに

爆弾落としてくるから困る







中｢神ちゃん、A落としにかかるのやめて｣








｢勉強しに来たんやろ｣っと注意する

そうだそうだ

私も気を取られてる場合じゃない


相手は望だっ








中｢じゃあ、Aは続きから
2人はどこが分からへんのか教えて｣









＿＿＿＿









カチカチと時計の針の音が響く中

集中していく3人



私はと言うと
一通り終わって

単語の確認中



とは言ってもとっくに集中力なんて切れていて



3人が終わるまで待っていようと思っていた









神｢んふふっ、Aもう飽きたん？？｣





あまりにも時計を睨むからか

さっきまでノートとにらめっこをしていた神ちゃんが

笑い出す





｢あっ、いや、その、一通り終わっちゃって｣





中｢おっ、はやいな｣





｢どれどれ｣っと私のワークを取り上げて確認を始める







桐｢ぼちぼち下校時間やし、帰る準備し始めよか｣




神｢せやな｣

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