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藤母「太輔、北山くん、ご飯よー？？」
遠くから太輔のお母さんの声が聞こえて、卒アルを太輔は閉じた。
藤「はーい…行こ！北山！」
手を握られて、部屋を出た。
すごい美味しそうな香りが漂う。
久々に食べる手作りご飯に、お腹は鳴り止まない。
藤父「あ、北山くん。久しぶり。」
北「お久しぶりです」
笑いかけて、軽く会釈した。
太輔のお父さんは、どこか太輔に似てる。
鼻とか、口元とか。
藤母「食べましょ！」
藤「はーいっ」
北「美味しそう…」
2人で席に着いた。
藤「この肉じゃがとか、小さい頃お泊りに来た時に食べたんだよ？
母さん特製のダシを、美味しいって凄い食べてたんだけど…
覚えてる？」
俺は首を横に振った。
北「いや、覚えてないな〜…」
えー、と反応した太輔。
藤「食べれば思い出すよ！」
そのタイミングで、洗い物を終わらせた太輔のお母さんが来た。
藤母「よし、いただきましょう。」
「「「「いただきます。」」」」
小さい頃食べていたらしい、太輔のお母さん特製肉じゃがを口いっぱいに頬張った。
北「あ、これか！思い出した！」
俺の方を向いた太輔は、突然くすくす笑い出した。
藤母「北山くんは変わらないわね(笑)」
藤「ハムスターみたい(笑)」
太輔に頬をつんつんとつつかれた。
太輔を軽く睨むと、太輔は口を開いた。
そして口パクで
『かわいい』
と、言った。
…
不意打ちをくらって一瞬固まった。
そして恥ずかしい顔を隠すために顔を下に落とした。
落ち着かない心臓を落ち着かせようとする俺を、また太輔は笑っていた。
藤父「…」
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なこ - こんにちは。この小説を読んだものです。藤ヶ谷くんと北山くんに没頭してしまいました。玉森くんと二階堂くんの三角関係がどうなるのか楽しみです！作者の人物構成がとても面白いですね〜！楽しみに待ってます！応援してます。 (2022年3月13日 10時) (
レス) @page38 id: 794528905b (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - 続きが読みたいです！ (2021年8月24日 0時) (レス) id: 2f93b320f2 (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - 続きが見たいです！ (2019年11月17日 1時) (レス) id: 2f93b320f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玉森海叶 | 作成日時：2019年1月5日 18時
