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藤ヶ谷side
藤「わ、っちょっと!ワタ!!」
引っ張られ続ける腕をワタの手から離した。
藤「なんでよ〜!!」
せっかく、新しく出会えたのに…(´;ω;`)
結構距離も離れちゃったし!!
バカバカバカ!と、力任せにワタを叩いた。
横「痛いってばー!もう、悪いのはどっちだよ!」
そう言われたから、俺は素直にワタを指さした。
横「はぁ?!バカだろ?!悪いのは太輔だよ!この鈍感バカ!」
藤「俺は悪くねぇよ!!このお母さんバカ!!」
せっかくのチャンスだったのにぃー!
横「はぁ。馬鹿すぎて馬鹿っていうことも疲れた!!」
なんだよ。お母さんぶりやがって。
藤「ワタのせいだよ!バーカ!!」
フン、ってそっぽを向いたら、ぐさりと刺さる一言が飛んできた。
横「そもそも!誰が家に来る?って言ってついてくるかよ?!」
藤「ぅ”……」
横「見知らぬ人に、うちに来ない?なんて言われてお前ついていくか?!」
ふるふる、と首を横に降った。
横「そこを考えろ…はぁ……全く……」
頭を抱えるワタ。
……だったら!
俺はワタの方を、くるりと向き直した。
藤「俺があの人のところに住めばいいのか!!」
閃いたように人差し指を立てたら、頭に強い衝撃が走った。
横「バカかっ!!今、大切な時期なんだよ?!」
そ、そうだった…
藤「むぅ…」
もう、ワタは何も通じない!
だったら、もうワタなんかに頼らないもん!
明日から、ひっそりとあの人の所に行ってみるから!
なんか、あの人の顔が頭から離れなくて、しっかりと脳内に焼き尽いてるから!
その理由を解きに行くためにも!
藤ヶ谷太輔!必ず、必ず!
あの人を見捨てないことを、誓いますっ!!!
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玉森海叶(プロフ) - お久しぶりです!コメント、ありがとうございます!正反対の2人の恋物語、是非見てってくださいね!(´罒`) (2017年12月25日 15時) (レス) id: 84e81f6008 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつクローバー(プロフ) - お久しぶりです。新しい小説おめでとうございます!正反対の人生を歩んできた2人の恋、楽しみにしてます。頑張ってください! (2017年12月25日 7時) (レス) id: cbc9382471 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玉森海叶 | 作成日時:2017年12月23日 17時