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藤ヶ谷side




玄関まで行くと、少しお洒落目な北山さんの姿があった。





北「あ、っ、」





ペコ、っと頭が下がる。









俺もちょこっと頭を下げた。








北「すみません、こんな服装で…」







多分だろうけれど、北山さんのお宅?を訪問した時に、そんな服はなかった。







誰かに、借りたのかな…?






俺のために…??!




今すぐ抱きしめたい気持ちを抑えつつ、冷静な感じでスリッパを出した。





藤「えーっと…とりあえず、上がります…?」








北「あ、はい…」







ぎ、ぎこちないよぉぉぉ……







いつも変な時にいるワタが、今日に限って…!









北「太輔さん、あの…」







落ち着きのない俺に、静かに呼びかけた北山さん。







北「僕、お邪魔して大丈夫でした…?」







藤「…え、…?」






言われてる理由が分からずに、キョロキョロ辺りを見渡す。







メイド「…ザワザワ……」






あー…






多分、それは…







俺がここに誰かを連れてきたことが無かったから…かな。









藤「全然、むしろありがと。」








北「…そ、そうです…か……」







ってか、今頃って感じになるけど…







藤「北山さんって、年いくつなんですか?」








ちょくちょくタメになってしまう俺よりも、年は下に見えるけど…?






北「……24…です…」←実年齢じゃなくてごめんなさい…!






藤「お、俺より2個上…?!」






せ、先輩じゃん…!







すっげー若く見えたから…





てっきりハタチくらいかと…







北「あ、っ、いえいえ…!年とか全然…!」







藤「タメ語にしてください!」







北「え、?!い、いや…大丈夫…です…よ…」





藤「家の…決まりで…」





これがワタにバレたら、説教確定…!









北「じ、っ、じゃあ…藤ヶ谷さんもタメで俺もタメで…って言うのはどうでしょう?」









俺はブンブンと首を横に振る。





藤「いえ…!そんな…!」






すると急に、北山さんの口角が上がった。







北「目上からのお願いだよ?」









ズキュンっ……







突然タメ語を挟まれると…






藤「ひ、ひゃい…わかりま……わかった…」









北「よし、決定!」







北山さん、実は結構……チ、チャラい…?

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玉森海叶(プロフ) - お久しぶりです!コメント、ありがとうございます!正反対の2人の恋物語、是非見てってくださいね!(´罒`) (2017年12月25日 15時) (レス) id: 84e81f6008 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつクローバー(プロフ) - お久しぶりです。新しい小説おめでとうございます!正反対の人生を歩んできた2人の恋、楽しみにしてます。頑張ってください! (2017年12月25日 7時) (レス) id: cbc9382471 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:玉森海叶 | 作成日時:2017年12月23日 17時

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