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藤ヶ谷side
今度こそ、ちゃんと服を着て…
藤「は、入って…いいですよ。」
?「し、失礼します…」
さっきとは程遠い声で、申し訳なさそうに頭を下げながら入ってきた。
?「藤ヶ谷様、すみませんでした!私、今回から専属に着きます、千賀健永と申します。」
オシャレで、肌がきれいで…
カッコイイ人だなぁ…
藤「よ、よろしくお願いします…」
ぎこちなくも、まぁ、挨拶…
千「よろしくお願いします!」
ニコッと笑って、入ってきた千賀さん。
藤「実は、さっきまで寝てて…着替えようと思っててさ。変なとこ見せてすみませんでした…」
千「い、いえ!着替えてたところに入ってきて…すみませんでした!」
藤「とりあえず、座って下さい。」
はぁー…だるいなぁ。
今更、何でアイツの分まで背負わなきゃいけないんだよ。。。
『あっち行ってろ』
『お前は、期待なんかしてない』
『お前は居るだけだろ?ただの飾りだ。』
“飾り”
“黒星”
“居らない”
なんて、言われてたのに。
前までは、今の方が光だと思ってた。
期待されて、光り輝く方が光だと。
でも、違かった。
『早くやれ!』
『うちの会社を潰す気か!』
『さっさとやれ!二流!』
一般人は、俺らをこう言う。
勝ち組…
でも、勝ち組は一般の人のように、普通に遊んで、普通に友達もいて、楽しめることを望んでる。
千「ま、ふじが、さま…ふじ、がやさま…藤ヶ谷様…藤ヶ谷様!」
藤「あ、すみません…」
千「いえいえ。基礎的な部分から、と横尾さんから申されているので。」
はい、と渡されたのは、分厚ーい資料。
藤「これが基礎…?」
千「はい!3分の1!終わらせましょう!予定時刻は、20時までです!」
うげぇぇぇ…
あの人に会いに行くのは、結構遅くなりそう…←行かないという選択肢は無い!
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玉森海叶(プロフ) - お久しぶりです!コメント、ありがとうございます!正反対の2人の恋物語、是非見てってくださいね!(´罒`) (2017年12月25日 15時) (レス) id: 84e81f6008 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつクローバー(プロフ) - お久しぶりです。新しい小説おめでとうございます!正反対の人生を歩んできた2人の恋、楽しみにしてます。頑張ってください! (2017年12月25日 7時) (レス) id: cbc9382471 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玉森海叶 | 作成日時:2017年12月23日 17時