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メンバー同士…が胸に残りながら、自分の部屋に戻ってきた。
着替え…しなきゃ。
とりあえず、キャリーバッグを漁る。
お兄ちゃんっぽいもの…
あった。
私「これと、これで…」
よし。ダンスの練習だから、こんなもんでいいよね?
洋服を取り出して、普通に脱ごうとした時。
『コンコンッ』
ノックの音で、咄嗟に脱ぎかけた服をまた着直す。
私「は、っはーい。」
『ガチャリ』
北「あ、蒼真〜…あのさ、」
口をとんがらせてる北山さん。
北山さん……
普通に、か、可愛い…
北「ダンスのレッスンの時さ…」
もじもじした後に…
北「俺の嫌いな食べ物、食べてくれない?」
そう言った。
その言葉が、あまりにも意外すぎて聞き直す。
私「へ?」
き、嫌いな…食べ物?
北「嫌いな食べ物!お弁当に入ってたら、食べてよ〜。」
私「お弁当に入れられるの?」
不思議そうに聞くと、む、っとした顔でこちらを見つめた。
北「そうじゃん!蒼真のきらいな、ピーマンだって、ゴーヤだって!トマトだって何でも入れるんだよ〜横尾さんが!」
そういや、食べ物の半分くらいは蒼真嫌いなものだもんね…
北「おねがぁい…食べてくれないと横尾さんが怒るんだよ〜...」
私「よ、ッ横尾さんが……??」
北「そう!めっちゃ怖いじゃん!鬼を超えて化物みたいな感じじゃん(笑)」
ええ。居ますよ……
北山さんの後に、怖い顔をした化け物が。
横「ぜーんぶ、きいてましたけど?」
北山さんの肩に手を置く横尾さん。
横「化物で、どうもすみませんでしたね?」
北「い、いやぁ、横尾さんはそんなところも含めていいっていうか…ねぇ……」
私の顔を見つめて、助けを求める北山さん。
私「う……横尾さん、程々にしてあげて…?」
横「……はぁ。」
北山さんの肩に置かれていた手が、離れた。
横「蒼真が、何か可愛くて怒る気になれないわ…」
そう言って、またため息をついた。
私が……
,
私「か、カワイイっ?…」
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みく(プロフ) - 玉森海叶さん» はい!セクシー系でお願いします! (2018年1月1日 4時) (レス) id: 3d3212f920 (このIDを非表示/違反報告)
信乃(プロフ) - そうですね、セクシー系がいいです! (2018年1月1日 2時) (レス) id: 6f377a3766 (このIDを非表示/違反報告)
玉森海叶(プロフ) - 夏緒理さん» みっくんも、いろんなジャンルがありますよね!感動系、セクシー系、ダンス系などなど!なんか、みっくんなら、何でも似合いそうです(´˘`*) (2017年12月31日 23時) (レス) id: 84e81f6008 (このIDを非表示/違反報告)
玉森海叶(プロフ) - 信乃さん» おお!藤ヶ谷くん人気!やっぱ、藤ヶ谷くんって王道ですよね!(*^^*)やはり、セクシー系がいいですかね(´∀`*) (2017年12月31日 23時) (レス) id: 84e81f6008 (このIDを非表示/違反報告)
玉森海叶(プロフ) - ちーさん» やっぱり、そう思いますか?!(照)嬉しいです!なんか、自分でも我ながらいいなぁ、とか考えてますね(笑)宮田くんとのイチャイチャ、ほんとに良かったですもんね!BE LOVEも、捨て難いです! (2017年12月31日 23時) (レス) id: 84e81f6008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玉森海叶 | 作成日時:2017年11月19日 23時