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「今日って遅いですか?」
知「わかんない」
「.....ですよね」
遅いって言ってるのは知念さんの仕事の事
隼人が来てからは、
知念さんは仕事に行ってるけど
私は、ずっと休みをもらっている
でもそろそろ行ってもいいかなって思ってきてる
「(やっぱりみんなに会いたいし)」
同じ仲間に会いたいって感情もあれば
「(でも、ゆな先輩に会うのもキツい)」
こんな感情もでてくる
多分私の頭の中は
ゆな先輩に洗脳されている
どうにかしたいんだけど
どうにもならない
こんな事も恋の世界ではあるあるなのかな?
なんて
変な事を考えながら1日をSTARTする
「知念さん。出来ました」
知「ん。」
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「会社はどうですか?」
知「うーん。うるさいよ」
「え、そうなんですね」
知「まあ。1人だけね」
「1人!?」
知「うん。1人だけうるさいのがいる」
「もしかして.....涼介先輩?」
知「正解」
「涼介先輩にひどいですよ笑笑」
知「いいの!笑」
多分この時だけだろうな
なにも考えないで2人っきりの世界なのは
「(一生このままがいいな)」
なんて
叶うはずのない願いを想像する
でもすぐにそんな願いは壊れる
時計を見たら7時45分
「あ!そろそろ時間ですよ」
知「あ、ほんとだ」
知「行ってくるね」
「はい!いってらっしゃい」
バタン
ドアの閉まる音がしたら
私にとっては
現実の世界に戻ったって意味
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知念南奈(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます(*^^*)ゆっくり更新頑張ってください♪ (2020年6月1日 1時) (レス) id: 70738b0893 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きき | 作成日時:2020年4月11日 20時