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JH「風邪薬、置いとくね！
ちゃんと飲んで、ご飯も食べてね！」
そう言ってジンさんとホソクさんは部屋を出ていった。
神様、バチがあったのかは分かりませんが
もし、バチだとしたらこれは私にとって………
ご褒美です。←
風邪薬、とりあえず飲まなきゃだけど
ベッドに入ってしまったら動きたくないな
ピッピッピッピッ！！ピッピッピッピッ！！
「…熱は……
37.5…そんな風邪じゃないじゃん。
まだ元気なはずの熱じゃん。」←
1人でボヤいてると
ドタドタ、ガチャガチャと部屋の外から足音や
準備の音が聞こえてそれが凄く心地よくてウトウトする。
あ………せめて、行ってらっしゃいはしたいのに…
朝ごはんも食べたいし、お薬もあるのに…
_
__
___
zzzZZZ…
_
__
___
「…ん。
…………え。寝てた。」
パッと目が覚めて
スマホで時間を確認すると
13時過ぎてる…
めっちゃ寝ちゃった…。
身体も少しだけ楽になってる気がする。
あ、薬も飲んでないし、昼ごはんも食べないと
今のうちに動く身体で色んなやろう。
ベットから出て
目の前にあるテーブルを見ると
1人用のサイズのお鍋とりんごの入ったお皿がラップされて
置かれていた
置き手紙……？
”Aちゃんへ
お昼ご飯用意しといたよ(*^^*)
何が食べれるか何が食べたいか聞けなかったから
卵のお粥にしといたよ
ちゃんと食べてお薬も飲んでゆっくり休んでね。
行ってきます！
ジン”
……………これは宝物だ。
ジンさんの字、綺麗すぎるんだけど
えー、イケメンって字もイケメンだ
「お粥………大人になって人に作ってもらったの久々だな
ジンさんのお粥…」←
お粥を1口食べると
物凄く冷たくなってたけど
何か……温かみを感じる…。
ジンさんの優しさが溢れるお粥は
お米が柔らかくて
味も丁度いい…♡
お粥って大体、冷めると味薄く感じるのに…
_
「ご馳走様でした…」
薬を飲んで、洗い物をキッチンに持って行って
今この動けるうち洗い物を終わらせないと…
ちょっとヨロヨロの身体を頑張って動かして
キッチンに向かうと同時に
ピッ
ｶﾞﾁｬｯ
玄関が開く音がした
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作者名：リナ | 作成日時：2017年5月29日 23時
