キンプリが大変！

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永瀬side





起きた瞬間俺に襲いかかってきた強烈な倦怠感と頭痛。



頭を抱えて暫く動けなかった。





少し落ち着いてベッドから出ると集合時間が迫ってきていた。







ゆっくり準備する時間なんて全くなくて、重い体を必死に動かし家を飛び出す。





家を出る直前に鏡に映った自分の顔色の悪さに驚いた。



運良く持っていたマスクを付け、大通に出る。





なんでこういう日に限ってマネージャーの車やないん？




丁度よく来たタクシーを拾い、スタジオに。






着いた時既に集合時間ギリギリだった。





楽屋に駆け込みメイク室に。







少し前に来たのか、神も一緒やった。


神、顔色悪ない？

そう聞くと廉も充分悪いよと言う返答が帰ってきた。







まぁ、此処暗いからそのせいじゃない？



と、神が言った。


確かにな。そのせいかもと、自分の体調の事もあり気にすることを辞めた。

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