ジョンハンとジュンの間 (ページ5)

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楽屋に着いてジョンハンさんがドアを開いた。

そこには何人かのメンバーがいた。

SC「ジョンハナー、やっと来た。あ！Aちゃんだよね？初めましてスンチョルです。お噂は予々。ジョンハンの告白を断り続けてるんだよね？」

「え？」

JH「おい、クプス。はっきり言い過ぎ。」

SC「ごめんごめん。Aちゃんもごめんね。改めまして、セブチリーダーのエスクプスです。」

「...初めましてAです。」

他のメンバーも挨拶してくれて部外者の私を和やかに受け入れてくれた。

JH「あと挨拶してないのは中国人メンバーだね。知ってると思うけど紹介するね。ディエイトとジュンだよ。」

私はディエイトとも面識があった。
ディエイトもジュンと同じく韓国語教室で知り合っていた。
でもジュンと付き合っていたことはディエイトも知らない。

T8「Aちゃん久しぶりだね。」

JH「ディエイト、Aちゃんと知り合いなの？」

T8「韓国語教室で一緒だった。ジュンヒョンともだよ。」

JH「え？あっそうなんだ！ジュンとも知り合いなんだ。」

JN「...。」

「お2人ともお久しぶりです。お元気でしたか？」

T8「元気だよ。てかなんで敬語？w」

JH「ディエイト、Aちゃんにちょっと馴れ馴れしくない？俺の想い人なんだから距離保って。」

T8「ジョンハニヒョンの好きな人がAちゃんだったなんてびっくりだよ。ね？ジュンヒョン。」

JN「...そうだね。」

ジュンの声を久しぶりに聞いて心臓が跳ねた。
その一瞬のことをジョンハンさんは気づいていた。

JH「ジュンとは仲良かったの？」

「え？」

私が答えられない代わりにジュンが答えた。

JN「別に特には。」

簡単に否定するジュンに少し寂しさを覚えた。