55.三バカ ページ10
銀「ヅラ!いんだろ!」
平屋に入るなり大きな声で叫ぶ銀時
すると、物凄いスピードで私達の前に現れたのは、髪を括っている長髪の男。
桂「ヅラじゃない桂だ!銀時!無事だったのだな!」
「ヅラ……」
カツラだからヅラ…なんか可哀想なネーミングだな
そんなことを考えているとは露知らず長髪の彼はおにぎりを口をもぐもぐさせて食べている
…可愛い
桂「いいか女!覚えておけ!俺はヅラじゃない桂だ!!」
「…さっきも聞いたよ」
どうやら私が呟いたヅラという言葉が聞こえていたらしい
プンスカしている、明らかに
腰に手を当てて怒る姿といい、髪の長さといい、女子力高めの人なんだなと勝手に納得する私
「可愛い人だね」
銀「は??どこがだよ」
桂「可愛い人じゃない、桂だ!」
こういうところだよ
高「よォ、銀時。どこかで野垂れ死んでるかと思いきや、まさかお前如きが女引っかけて帰ってくるたァな」
銀「如きって何だテメェ!!俺だってやる時はやるんですー!!」
「いや、まず引っ掛けてきたっていうの否定してくんない」
高「おい、お前、こんなヤローのどこがいいんだ」
銀「俺にだっていい所くらいあるわ!!100億個くらいな!」
「まず付き合ってないからな」
紫髪の男は、銀時のことを嘲りながらさりげに私の事までバカにしているように見える
でも正直彼らの方が私にとってはバカにしか見えない、この一瞬で、初めて会ったのはついさっきだというのに。
私の心の中で、この三人がバカ3人組になったのは言うまでもないだろう
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えんさん(プロフ) - ミカさん» ミカさんまたまたコメントありがとうございます!!そう言っていただけると本当に嬉しい限りです!!^^ はい!!頑張りますね!! (2019年10月19日 2時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - 続編ありがとうございます!最初から読ませてもらっていますが、もう、めっちゃ好きですw更新無理せず頑張ってください!! (2019年10月17日 17時) (レス) id: ee1104400e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えんさん | 作成日時:2019年10月15日 23時