74.従業員 ページ29
新「なんだ、勘違いでしたか。それならそうと早く言ってくださいよ銀さん」
銀「お前が弁解の余地くれりゃそうしてたわコラ」
腫れた顔を神楽ちゃんが持ってきた氷で冷やしながら銀時は恨めしそうに言う。
全治何ヶ月だろう…と思ったが、そもそもこれはギャグ漫画が元の小説なので次の話で治ってることを願おうと思う
「まさか、神楽ちゃんが銀時の言ってた従業員だったとはね…」
あの後、少年が銀時をボコボコにしているところを何とか止め、神楽ちゃんにとりあえず中に入るネ、と言われてその場はなんとか収まった
まだまだ残暑の中、ずっと外にいるのは神楽ちゃん自身嫌だったようだ
新「で、えっと…貴女は…」
「ん?ああ。自己紹介してなかったね。私は夕顔Aだよ。よろしくね」
銀「お前まだその苗字使ってんのか、いいだろもう土方使ったって」
「うーん…かれこれ10年くらい使ってるからなぁ…慣れちゃってて」
新「土方…?もしかして貴女が神楽ちゃんの言ってた団子屋の方ですか?」
少年は、確かに土方さんに似てる、と呟きながら私の方をマジマジと見つめてくる
なぜ土方の苗字を使わないのか、3人とも言及はしてこないがどうやら気になってはいるらしい。
…余計な言及をされるのも面倒だ。仕方ない
「まあ、とりあえず土方Aって方でも自己紹介しておくよ。よろしくね少年。それと神楽ちゃんも。」
新「少年?ああ!ごめんなさい、僕こそ自己紹介してませんでしたね!志村新八です。よろしくお願いします!」
神「略してメガネアル。はい復唱」
「め、メガネ?」
新「何余計なこと教えてんの神楽ちゃん!!違いますから、Aさん復唱しないで!!」
メガネと呼ばれてプンスカ怒っている新八くんはどうやらツッコミ属性のようだ。
神楽ちゃんは神楽ちゃんでボケ属性でありながらツッコミの時もあるらしい。これは後で銀時から聞いた話だ
微笑ましいな、なんて思いながら新八くんが出してくれたお茶を啜っていると
ピンポン
と外の方から音がした
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えんさん(プロフ) - ミカさん» ミカさんまたまたコメントありがとうございます!!そう言っていただけると本当に嬉しい限りです!!^^ はい!!頑張りますね!! (2019年10月19日 2時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - 続編ありがとうございます!最初から読ませてもらっていますが、もう、めっちゃ好きですw更新無理せず頑張ってください!! (2019年10月17日 17時) (レス) id: ee1104400e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えんさん | 作成日時:2019年10月15日 23時