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番外編1 ページ1

番外編〜現代〜

ーーーーーー
時は現代に戻る
暇で仕方がなかった私に、総悟がケーキを食べに行こうと言ったことで、私達は今ケーキ屋へと足を運んでいた






「総悟、あの、ケーキ、本当にいいの?」


総「久しぶりに会えた姐に金払わせる男がどこにいるんですか、俺が払いやすからアンタは外で待っててくだせェ」


「ふーん…アンタも大きくなったねェ」


総「いつまでも子供だと思ってたら大間違いでさァ」







全く、と少し頬を膨らませてケーキ屋に入っていった総悟
相変わらず可愛らしさは残ってるみたいだ
…ドSでさえなければモテそうなもんだけど…






総「買ってきましたぜ、さ、あそこのベンチで食べましょ」


「うん、ねぇ、何買ったの?」


総「食べるまでのお楽しみでィ」


「?ふーん」





2人で公園のベンチに座る
ちなみに、今日はちゃんと2人とも非番。総悟も私も断じてサボりではない






「わぁ、美味しそう」


総「どれでも好きなの食べてくだせェ」


「え、どうしようかな…じゃあ、これかな?」


総「姐さんならそれ選ぶと思ってやした」


「あら、バレてたか」





私が選んだのは、ド定番のショートケーキ
甘いクリーム、甘酸っぱい苺が合わさってすごくちょうどいい味だから、食べやすいんだよね

と思いながらパクリ






「…」


総「どうです?俺のお手製のショートケーキは」


「うん、美味しい」


総「え」






美味しいよ、すごく
…明らかにショートケーキにあるべきではない味があるけど








「まあ、私辛いのもいけるクチだから。でもこれなに?タバスコかな?」


総「あり、予想が外れやした。怒るかと思ったのに」


「こんなことで怒らないよ、ちゃんと美味しいし」


総「…」





ちょっと悔しそうな顔をする総悟の頭を昔と同じように撫でる
いつまでも子供じゃねェって言ってるでしょと言いながらも、払い除けないところを見ると満更でもないらしい







「でもこれ、私じゃなくてミツバさんにやった方が喜ぶんじゃないの?」


総「そりゃいいや、次姉上に会ったらやってみまさァ!」






と、姉のことになると顔がマジで子供の頃に戻る総悟くん
可愛いね、やっぱり。






いつまでも子供だと思ってたら大間違いって言ってたのに、やっぱまだ子供な所はあるんだなーなんて思った昼下がりのことだった

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設定タグ:土方十四郎 , 坂田銀時 , 銀魂   
作品ジャンル:アニメ
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えんさん(プロフ) - ミカさん» ミカさんまたまたコメントありがとうございます!!そう言っていただけると本当に嬉しい限りです!!^^ はい!!頑張りますね!! (2019年10月19日 2時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - 続編ありがとうございます!最初から読ませてもらっていますが、もう、めっちゃ好きですw更新無理せず頑張ってください!! (2019年10月17日 17時) (レス) id: ee1104400e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えんさん | 作成日時:2019年10月15日 23時

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