◇ 破滅後のニンゲン ページ9
．
あの日から四年...
目を閉じればいつもあの光景が浮かび出す
大切な友達 仲間 家族の笑顔
そして.....
＿＿その家族を,吸血鬼に殺される光景
．
｟ 東京 渋谷 ｠
目を閉じるだけで本当に,
あの光景が鮮明に浮かび上がる
＿＿ﾄﾞｺﾞｫ
「 くそッ！ ヨハネの四騎士か...！」
「 百夜優一郎,A二等兵！！ こんな所で何をしてる！ 早く逃げ... 」
『 煩い... 』
優「 はっ,逃げる？ 誰に言ってんだ 俺は吸血鬼に復讐する為だけに生きてんだぞ だったらこの程度のバケモノ...殺せなくてどうすんだよ！！」
優はヨハネの四騎士に向かって行く
そして,剣を振るいたった一撃で倒した...
「 ...！」
「 あの馬鹿 また命令違反を... 」
．
＿＿翌日
｟ 第二渋谷高校 ｠
優「 ...... 」
『 ...そんな顔しても,命令違反した優が悪いからな 』
優「 だって,あんなの直ぐに倒せるだろ！なのに何でいちいち命令を待ってなきゃいけねぇんだ！」
『 おまッ...うるさ... 』
「 おい,そこの百夜,何をぶつぶつ話している 今は,授業中だぞ... 」
優は,俺達を注意した教師の言葉を無視し,
そっぽを向いた
子供かよ...
「 おｯ,お前！その態度はなんだ！あんま態度悪いと,停学にするぞ！」
優「 え！停学にしてくれんの！マジで！じゃあそれでお願いしま... 」
「 ふざけんなぁぁ！お前,先生を馬鹿にしてんのか！！」
.....コントかよ
＿＿ﾁｮﾝﾁｮﾝ
『 ん？ 何だ.... 』
？「 そこの隣の馬鹿を呼んでください 」
『 優を？....というか,誰？』
？「 それは後でお馬鹿さんと一緒にお伝えします いいから早く呼んでください 」
なんだコイツ....自己中か？
『 優,なんか後ろの奴が呼んでる 』
優「 ？ 」
俺が優を呼び一緒に後ろを向くと,さっきの女が
ノートに書いた文字を俺達に見せて来た
《 私は柊シノア。軍からの監視官です。》
優「 あ？監視官？」
俺達が文字を読んだのを確認すると,
また新しい文を書き始めた
《 もし貴方がたが協調性がなさそうな行動をしたら,軍に報告して謹慎を延長することになっています。》
優「 あぁ？！」
「 百夜！」
優「 クソが...！」
「 くそが？！」
『 優,協調性... 座れ 』
俺がそう言うと,優は渋々座る
シ「 まぁ,Aさんは大丈夫かもしれませんが,全く協調性のない貴方の謹慎は,この学校で友達が作れない限り,解けないことになっています 」
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百夜(プロフ) - でくのぼうさん» コメントありがとうございます！すみません，気づくのが遅くなり返信も遅くなってしまいますした！これからも，ぜひ楽しみながら読んでくださいね〜！ (2018年11月15日 8時) (
レス) id: f34efa6a3e (このIDを非表示/違反報告)
でくのぼう(プロフ) - 終わセラの小説あんまり無いから嬉しいです！面白くて主人公好きです！！ (2018年10月30日 18時) (レス) id: 241dcc1151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨寧 x他1人 | 作成日時：2018年10月13日 20時
