検索窓
今日:2 hit、昨日:10 hit、合計:152,251 hit
小｜中｜大

...３ ページ5

．


「 ＿_ゃん！ ＿＿ちゃん！」

「 おい,＿＿ろよ！ 」


誰かの声が聞こえる...

この声は,優とミカ...？

それに,他にも声が聞こえる


『 ...ん....ッ,な,に..... 』

ミ「 ッ....良かった,起きて... 」

優「 お前....どんどん,身体,冷たくなるから... 死ぬのかと,思った... 」


.....何,言ってんだ？
ていうか.....俺,なんでこんな所に

それに,あんま身体に力が入らない...


『 ...どういう,事だ？』

優「 フェリドの野郎が,ぐったりしてるお前を抱き抱えて,ここに来たんだよ... 」

ﾐｶ「 ちょっと血を吸ったら,気絶しちゃったから連れて来たって... 」



.....俺，あの後気絶したのか

はは,情けな....


『 ごめん 心配かけた...？』

優「 めちゃくちゃ心配したんだからな！」

ﾐｶ「 なんで血,吸われたの？」

『 ミカと話した後,優を追いかけてたら迷った... そしたら,フェリドに話しかけられて,後は流れで.... 』


まぁ,覚えてるのはここまでだな...
.....思い出したら,首筋が痛くなった


...というか,
さっきから気になる事があるんだけど


『 ...その,ミカが持ってる銃と地図は何？』

ﾐｶ「 あ,そうだった Aちゃん,今からこの世界から逃げるよ！」

『 は？ 逃げるって.... 』

優「 いいから行くぞ 体調はもう大丈夫か？」

『 まぁ,少し力入んないけど,大丈夫... 』

優「 なら行くぞ！」


俺は優に腕を引かれ立ち上がる
他の皆んなもすでにここから出る事を知っているのか,殆どが起きていて準備をしている


ﾐｶ「 よし,この世界から逃げるぞ 」





．





優「 ...と,緊張してみたはいいけど... あっさり門に着いちゃったぞ まじでここ,出口なのか？」

ﾐｶ「 うん... 地図によるとそうなるね 」


確かに,ここに来るまでに清々しいほど
吸血鬼と合わなかった


.....罠とかじゃないよな


ﾐｶ「 てかまぁ,吸血鬼も人間が逃げるなんて思ってなかったんだろうね 外はウイルスだらけだっていうし... 」

『 それにしたって,近すぎだろ 』

ﾐｶ「 僕達は馬鹿にされてたんだよ... 」

優「 でも,俺らは逃げる 」

『 いつにも増して頼もしいな,馬鹿 』

優「 誰が馬鹿だ！」

ﾐｶ「 それに,家畜じゃないからねぇ なんせ僕天才なんで 」

「 僕も天才！」

「 僕もー 」

ﾐｶ「 ははは じゃあ百夜孤児院の皆んなは天才って事で カッコ優ちゃん除くカッコ閉じ 」

優「 カッコ閉じじゃねーよ 」



.....危機感無いな



．

...４→←...２



→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 9.9/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
193人がお気に入り
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加｜アイコン 感想を見る
設定タグ：終わりのセラフ , 男主 , 百夜
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム： 感想：  ログイン

百夜(プロフ) - でくのぼうさん» コメントありがとうございます！すみません，気づくのが遅くなり返信も遅くなってしまいますした！これからも，ぜひ楽しみながら読んでくださいね〜！ (2018年11月15日 8時) (レス) id: f34efa6a3e (このIDを非表示/違反報告)
 でくのぼう(プロフ) - 終わセラの小説あんまり無いから嬉しいです！面白くて主人公好きです！！ (2018年10月30日 18時) (レス) id: 241dcc1151 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：雨寧 x他1人 | 作成日時：2018年10月13日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。