...３ ページ12
．
与「 うん... お姉ちゃん,僕を庇って吸血鬼に殺されたんだ... 」
『 なるほどね... 』
与「 後悔...してるんだ あの時,助けに行けなかった自分を... だから... 」
優「 ... 」
＿＿ｺﾞｯ
与「 いて 」
『 あ... 』
優「 バーカ,何が後悔だよ 助けに行ってたら死んでたよ... お前は間違ってない 」
与「 でも... 」
『 でも,じゃない... 入隊やめとけば？お姉さんも,復讐を望んでないと思う... 』
シ「 .... 」
優「 Aの言う通りだ お前みてぇな,ひ弱な坊ちゃんは,吸血鬼退治の邪魔なんだよ 」
『 俺,そこまで言ってないぞ... 』
そこで会話が止まり,俺達は学校内へと歩き出す
その時.....
＿＿ﾄﾞﾝｯ
『 ！ ...爆発？』
《 緊急警報 緊急警報 全生徒及び職員にお知らせします 隣接の生体実験施設から,吸血鬼が一匹逃げ出しました 》
嘘だろ...
あんな厳重な所から逃げ出したのかよ
《 全生徒及び職員は 大至急敷地外に避難してください 吸血鬼は血を吸うと力を取り戻します 見つけても決して近づかず... 》
与「 こ...この学校に吸血鬼がいるの？」
シ「 三人とも避難して下さい！私は月鬼ノ組に出動要請を...！」
月鬼ノ組...？出動要請...？
『 ...んなの要らない 』
優「 あぁ,行くぞA 」
俺と優は,すぐに校舎に向かって走る
中に入ると,皆んなパニック状態で,
出口に向かって一目散に走っていた
俺達はその中を逆走する
「 ...百夜！お前らどこに行くんだ！早く逃げろ！」
優「 うるせえ！どこだよ,吸血鬼は！」
『 怒鳴るな優... お前の方がうるさい 』
「 俺の教室だ！俺の教室が襲われたんだ！」
ッ！まじか...
確かに,俺らの教室の方から悲鳴が聞こえる
それも複数のだ...
『 優,武器は？』
優「 ロッカーにある 」
『 一緒だな 行くぞ... 』
優「 あぁ！！」
俺達はロッカーへと行き,
それぞれ前に支給された武器を持ち,教室へ向かう
行く途中の廊下や教室には,逃げ遅れて
血を吸われた奴らが倒れていた
...早く行かないとまずいかもな
教室に行くと,教卓に吸血鬼がいて,
その側に女子生徒がいた
血を吸われた後か...
それと.....
『 山中 』
山「 ...お前ら 」
まぁ,こいつはどうでもいい
強いて言うなら,邪魔だから今すぐ
何処かに行って欲しい
俺はそう考えながら吸血鬼の方へと向き直る
優「 四年ぶりか... やっと会えたな 」
『「 吸血鬼 」』
．
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百夜(プロフ) - でくのぼうさん» コメントありがとうございます！すみません，気づくのが遅くなり返信も遅くなってしまいますした！これからも，ぜひ楽しみながら読んでくださいね〜！ (2018年11月15日 8時) (
レス) id: f34efa6a3e (このIDを非表示/違反報告)
でくのぼう(プロフ) - 終わセラの小説あんまり無いから嬉しいです！面白くて主人公好きです！！ (2018年10月30日 18時) (レス) id: 241dcc1151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨寧 x他1人 | 作成日時：2018年10月13日 20時
