真冬の桜Ⅴ (ページ7)

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体を揺すられて起きた俺

外はもう暗くなりかけてる

いよいよなんだ。

起きるのが遅かったみたいで
めめと2人して最後にバスから降りた

降りた目の前にはちっちゃな佐久間くん

｢あ、佐久間くん。バス大丈夫だった？｣

佐｢んふふ、平気笑｣

ちょっと疲れてるようにも見えたけど
これから先のことが楽しみで仕方ないって感じに見えた

｢………寒っ｣

目｢あったりめえじゃん、雪だらけだよ。ここら辺｣

｢そっか｣

目｢寝ぼけてる？笑｣

｢めめうるさい！｣

9人とおじちゃん先生とで
案内所？みたいなところで説明を受けて

テント型の建物の中に

周りにもちらほら観光客らしき人もいる

｢見れるかな～ピンクのオーロラ｣

照｢ピンクってのはなかなか出ないらしいぞ｣

｢え！？そうなの！？｣

涼｢大体は緑色なんだって｣

｢へ～、、そっかあ｣

せっかくここまで来たんだもん

見れますように、神様

なんて、ちょっとらしくないこと
神様にお願いしてみた