九十七話 ページ1
〜A〜
「マイキー君！」
階段を上りきり、その声の方を見ると、私が登ってきた階段とは反対の位置にあるお墓に数名の姿があった。
しかも、あろうことか全員知り合いだ。
「え、変なメンバー……。」
とてもお邪魔できる雰囲気では無いため、ちらりと向こう側を見る。
……ちょっと今日はお墓参りやめておこう。
なんて思ったが、直ぐにイザナ以外の全員が階段を降りてしまった。
「えと、イザナ。あの、久しぶり……。」
「……A！？」
あ、結構驚かせてしまった。ごめん。
「聞いてた？今の話。」
「ううん、何にも。イザナもお墓参りに来たの？」
「……そうだよ。」
私は佐野家、とかいてある墓石に近づき、両手を合わせてから彼の方を再び振り向いた。
「Aは……マイキーのことどう思ってる？」
「え？マイキー？」
さっきの感じからするに訳ありかと思うけど何も私に聞くことか？
疑い深く考えたが何も知らない私が考えたところで拉致があかない。
「うーん……優しい人だな、って思ってる。東京卍會の人たちは、みんなマイキーを尊敬してるし、実際にすごい強いもん。」
「……そ。」
「でも威張らないし。強い人ってかっこいいよね。」
私がそういった時、イザナの周りの空気がガラッと変わった。
「……Aもそう思うの？Aも俺から離れてくの？」
「え、どうしたのイザナ。」
何かが気に触れたのか、がしっ、と私の手を掴みそのまま包み込んでくるイザナ。
「なんでもないよ。ただ、一つ頼みたいがあるんだ……今日の午後20時。横浜第七埠頭に来て。」
「……分かった。」
ただならぬ狂気と違和感を感じ、私は思わずうなづいた。
そんな私に満足したのか、イザナはいつものように笑うと引き止めてごめん、と手を離した。
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カオスぅ〜 - wwwカオスこえてコスモは本当にウケるwwwクロスオーバーだけどちゃんと話し繋がってて凄かったです！ (1月9日 18時) (
レス) @page41 id: e51a54572c (このIDを非表示/違反報告)
キャンパスロング(プロフ) - 胡蝶 恵@副垢さん» コメントありがとうございます！短編集作りましたので、お暇があれば見てみてくださいね！これからもよろしくお願いいたします！ (2022年1月12日 6時) (レス) id: ba887c24aa (このIDを非表示/違反報告)
キャンパスロング(プロフ) - いゆさん» コメントありがとうございます！短編集作ったので見てみてください！これからもよろしくお願いいたします！ (2022年1月12日 6時) (レス) id: ba887c24aa (このIDを非表示/違反報告)
キャンパスロング(プロフ) - ふらんそわ。さん» コメントありがとうございます！ですよね、食べたいですよね！！三つ編み！！これからもよろしくお願いいたします！ (2022年1月12日 6時) (レス) id: ba887c24aa (このIDを非表示/違反報告)
キャンパスロング(プロフ) - uratanuki1010さん» コメントありがとうございます！短編集作ったので見てみてください！これからもよろしくお願いいたします！ (2022年1月12日 6時) (レス) id: ba887c24aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キャンパスロング | 作成日時：2022年1月4日 15時
