2人きりはきまずい ページ12
『編集終わったからチェックよろしく！！』
「「「はーーい」」」
最俺ハウスのインテリアを各自買ってくる動画の編集が終わった。
いつも通り、4人に最終チェックをしてもらう。
キ「そんじゃ、みんなお疲れ様」
キヨくんが言うと、各自帰る支度を始める。
キ「Aちゃん、遅いし家まで送るよ。」
『え、いいよいいよ！！大丈夫だって！』
フ「女の子がこんな時間に1人で出歩くなんて！！！お母さん許しません！！！！」
こ「なんでお母さんなんだよせめてお父さんだろ」
こーすけくんの鋭いツッコミが入り、フジくんは少し嬉しそうにしている。
というか、いつの間に私の母になっているのよ笑
ヒ「まぁ、今日は送って貰いなよ」
こ「そうそう！てなわけでキヨ！！！頼んだぞー」
そういいながら手を振るこーすけくんに手を振り返す私。と、その横でキャップを被り無視するキヨくん。
キ「俺らも帰ろっか」
『う、うん！』
キヨくんに着いていくように、ハウスから出た。
・
昼間は暖かかったのに、夜は空気がひんやりとして寒かった。
キ「さ〜み〜〜……あ、肉まんでも買って帰る？？？」
『キヨくん天才じゃん』
まぁね、なんて言って笑う顔は少年の様で可愛らしく思えた。
家に向かう途中のコンビニで肉まんを買い、歩きながら食べる。
キ「………………」 『………………』
肉まんを食べている間の沈黙がなぜだかむず痒い。
お互い、ただただ肉まんを頬張っているちょっと面白い光景。誰かに見られたら笑われてしまうだろう。
『寒いね！！！もう冬だね！あ！！！北海道はもう雪降ったかな！！！』
肉まんを食べ終わった私は沈黙に耐えきれずに話し始めた。だけどあまりにも内容が薄い。しかも声がでかい。
キ「ね。こんなに寒かったっけ。北海道はもう雪降ってるらしいよ？」
言い終わると、あ！と声を出すキヨくん。
キ「みんなで話してたんだけどさ、今年は5人で北海道帰らない？実写も撮りたいし！！実家寄ってからとかでもいいんだけど」
『え、、、逆に一緒に行っていいの？』
キ「いいに決まってんじゃん」笑
少し照れたように笑うキヨくん。
まだまだ付き合いの短い私の事を、みんなは考えていてくれたのかと思うと暖かい気持ちになった。
『ありがとう』
キ「どういたしまして」
2人で顔を見合わせて笑い合い、再び他愛の無い会話をしながら家まで向かった。
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こっぺ(プロフ) - 湊さん» コメントありがとうございます！もっとぶっ飛んだ森さんをこれからも楽しみにしてください！笑ありがとうございます頑張ります！！！ (2021年4月15日 13時) (
レス) id: 333d27e79f (このIDを非表示/違反報告)
湊 - 森さんめっちゃ面白い！！好きだわ.....これからも、応援してます！ (2021年4月14日 20時) (レス) id: cf9f44b425 (このIDを非表示/違反報告)
こっぺ(プロフ) - きゅうりさん» コメントありがとうございます！これからも楽しんで読んでいただけると嬉しいです！！！ (2021年1月13日 14時) (レス) id: 333d27e79f (このIDを非表示/違反報告)
きゅうり - めっちゃ面白かったですwwwwwツボるwww (2021年1月7日 23時) (レス) id: 6118eb0aad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こっぺ | 作成日時：2020年11月11日 12時
