藍ちゃんとエリート ページ10
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「藍ちゃん」
「……」
「私決めたの。もう藍ちゃんに心配掛けないように強くなる。自分からも、もう逃げないよ。私の事、大切に思ってくれる人が沢山いるってもうわかってるから」
藍ちゃんは教室で本に目を通していて私の顔なんてちっとも見ない。それに対して周りの視線はチクリチクリと私達に突き刺さる。
喧嘩したのかな、とかそんな声も聞こえる。
それもそうだ。態々ちがうクラスに足を運んでいるギプスと松葉杖を装備した私を見ないわけがない。
「ごめんね。私、勝手に藍ちゃんの事親友だと思ってるの。こんな私の相手してくれるの藍ちゃんしかいないし、私友達いないし……」
ドンドン小さくなる語尾。藍ちゃん返事して来れないし、相当怒ってんだろうなあ……もうダメだ。泣きそう。教室に帰ろう。
嵐山さん達には失敗ってメール送ろう、
「だから、その、ね……今日ね、嵐山さん達と美容室とかお買い物とか色々行くんだけど、藍ちゃんも良かったら来てね」
それだけ告げて教室を出た。
緊張で吐くかと思った！！明日の二宮さんとの訓練より緊張した！ので、明日は何の心配もなく乗り切れそうだ。というか暫くは何の心配もなく乗り切れるだろう
「はぁあ……」
溜息をついてベンチに座ると電話が掛かってくる
嵐山さんからだ。なんていうタイミング！！
ま、まあ……メールする手間は省けたが
「も、もしもし」
『Aか？上手くいったんだな！！良かった』
「大失敗ですよー……返事も返って来ませんでしたよ」
『ん？そうなのか？俺の所に木虎から連絡が来たからテッキリ成功したものだと思っていたが』
メールですか？という私の言葉に嵐山さんが「今日のAとの約束何時からですか？って聞かれたぞ」という嵐山さんの言葉に私はお礼を言ってから
電話を切って藍ちゃんのクラスに向かう
「藍ちゃ〜〜ん！！今日！駅前に16時だよ！！」
「〜〜〜ッ、あの人は！！！」
「お揃いの服買おうね！！それからキーホルダーとかも欲しいね！」
「調子に乗らないで。貴方とお揃いにしたら仲良しに見られるでしょう」
やっと返事を返して来れた藍ちゃんに安心して
ポロポロと涙を溢れさせると藍ちゃんはギョッとして驚いて肩を揺らすとキョロキョロと辺りを見渡して困っている。
「わ、私が泣かせたみたいじゃない！」
「藍ちゃんすき〜〜ッ」
「ちょっ、や、やめ…！くっつかないで！！」
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嵐山さん藍ちゃんとエリート→←二宮さん犬飼さんとエリート��
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天霧 - 今度は、藍ちちゃんとのデートがみたいw (2021年2月20日 1時) (
レス) id: 8490818b21 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 音瀬。さん» やっぱり迅さん落ちが良いですよね！！本当にカッコいい！私の書く迅さんが好き！！？ああああ！！そう言ってくれる音瀬さんが私は大好きです！頑張ります＼(^^)／ (2017年2月19日 21時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
音瀬。(プロフ) - 迅さんオチだと嬉しいです！！アポロさんの書く迅さん好きです！！嵐山さんを煽っちゃった迅さんとか、すごく可愛かったです！！！いきなりコメント失礼しました！これからも頑張ってください！！ (2017年2月18日 21時) (レス) id: 70c99e83a8 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 蛇王@マルチSさん» ですよね！！やっぱり次回作のイフ落ちは太刀川さんで良いですよね！！ここは出水にしろよって感じですね、本当。せめてアンケート5人から選べよ的な、でもダイジョーブ、嵐山さんのならある笑 (2017年2月18日 9時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 葵さん» 初めて本編についての感想をもらえて凄く嬉しいです！！淡々とやっていただけにコメントとか全然来なくて面白くないのかも！とかって思っていたので、とても励みになりました^ - ^太刀川さん本当私の小説の中だとヤバイヤツ笑 (2017年2月18日 9時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2017年2月10日 9時
