太刀川さん二宮さんとエリート ページ1
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「どうだ。体調は」
「手術は成功。傷はだいぶ塞がりましたよ。最近はリハビリも順調ですし、もう少し様子を見てですが退院して良いみたいです。まあ、絶対安静なんですけどね」
「おー、良かったな」
太刀川さんからは何も聞いていないけれど
太刀川さんと両親が出会ったのは間違いないようだ
父が太刀川さんをすごい推しているから
きっと太刀川さんが隊長モードで父と母に何か言ってくれたのではないか、と勝手に思っている
「お前の言う通り口止めはしといてやったが、お前の両親と話してるとこ見られてなー、1人バレた」
「うわあ、太刀川さん使えねー」
「お前自分の所の隊長にそう言うこと言うのやめろー、俺はこう見えてもガラスのハートだ」
はい、うそ！！と指をさして笑っていると太刀川さんは「まあ、無事で何よりだな」と私から顔を背けて、私のベッドのイスに腰を下ろす。
因みに太刀川さんは結構頻繁に病院に来てくれる。
「おい、太刀川」
「おー、二宮。どうした」
「どうしたじゃねえだろ。いつまで待たせる気だ。お前が付いて来いって言うから付いて来てやったのに待たせやがって」
扉をあけるなり太刀川さんに暴言(に聞こえる真実)を不機嫌そうな顔をして言う二宮さん。
一度防衛任務で御一緒させて頂いたが
太刀川さんにもこうやって大きく出るのか。
「……お前は俺にこんな雑魚を見せる為に来させたのか」
「おー、お前コイツに狙撃教えてやってくんね？」
「お前の隊の出水にやらせろ。何で俺が同じ部隊でもない……ましてやトリオン兵程度にやられる雑魚を指導しないといけない。言ってみろ」
「習うなら二宮って出水がなー」
目の前で勃発する喧嘩のような口論に首をかしげる。というか私、どの人にも自分から全く頼まずに師匠を付けてもらっている気がする。
こういうのって私からいうべきなんじゃ……
「二宮さんに習えば私は太刀川隊で役に立てますか？」
「おー、習うなら二宮、慣れるなら出水」
「そうですか」
二宮さん、と二宮さんの目をジッと見てから
身体が痛い中も気合いでベッドから起き上がり
二宮さんの前まで右足を引きずって出ていくと
太刀川さんも二宮さんもギョッとして肩を揺らす
「私に射手としてのご指導をして頂けないでしょうか。私は、もう……ズルして強くなりたくない…」
もう2度と藍ちゃんがあんな顔をしないように
皆が私の事を心配しなくてすむように
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天霧 - 今度は、藍ちちゃんとのデートがみたいw (2021年2月20日 1時) (
レス) id: 8490818b21 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 音瀬。さん» やっぱり迅さん落ちが良いですよね！！本当にカッコいい！私の書く迅さんが好き！！？ああああ！！そう言ってくれる音瀬さんが私は大好きです！頑張ります＼(^^)／ (2017年2月19日 21時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
音瀬。(プロフ) - 迅さんオチだと嬉しいです！！アポロさんの書く迅さん好きです！！嵐山さんを煽っちゃった迅さんとか、すごく可愛かったです！！！いきなりコメント失礼しました！これからも頑張ってください！！ (2017年2月18日 21時) (レス) id: 70c99e83a8 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 蛇王@マルチSさん» ですよね！！やっぱり次回作のイフ落ちは太刀川さんで良いですよね！！ここは出水にしろよって感じですね、本当。せめてアンケート5人から選べよ的な、でもダイジョーブ、嵐山さんのならある笑 (2017年2月18日 9時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 葵さん» 初めて本編についての感想をもらえて凄く嬉しいです！！淡々とやっていただけにコメントとか全然来なくて面白くないのかも！とかって思っていたので、とても励みになりました^ - ^太刀川さん本当私の小説の中だとヤバイヤツ笑 (2017年2月18日 9時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2017年2月10日 9時
