LISK.40 ページ40
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程なくして5分前のチャイムが鳴り響き
物凄い鬱な気持ちでB組の机にしがみ付いて
「マジでクラス嫌だ」と呪文の様に続けると
拳藤と物間は顔を見合わせて
困った様に首を振っていた
「よし！！やっぱ私が一言言ってやるよ！」
「馬鹿なの拳藤、さっき激化するとか何とかって言って それはボツになったんだろ」
「でも一回言ってあげないと解らないのかもしれないじゃん。それに困ってる友達を放っておけないだろ」
拳藤は俺の手を引いてA組へと向かう
物間は少し呆れた顔をしていたけれど
俺達が教室から出て行く際に
小さな声で「ソイツ結構役立つよ」と口にした
「Aくん、お昼食べるの邪魔してゴメン……それから、迷惑って聞いた。本当にゴメンなさいー！！」
「フンッ！！クソ女が！次付きまとったり、こんなクソみてえなモン持って近付いて来やがったら塵と化すかんな！覚えとけ！！！」
「…………Aくん……爆豪が脅してくる」
お前何やってんの、爆豪……と
思ったのは俺だけではないだろう。
その証拠にクラスの奴等もそんな顔をしているし拳藤も目が俺に何かを訴えていた
「兎に角、良かったな。霧崎」
「ありがとう拳藤、お前の気持ちって言うか、台詞。なんか凄え嬉しかった。友達放っておけないってやつ、」
「？友達だからな。当たり前じゃん」
拳藤の言葉に口元を緩めて
「俺も拳藤が困ってたら助けるよ、絶対」と
口にすると拳藤は「ありがとう」と笑った
「出会って間もない俺に そういう言葉を掛けられるのって単純に凄えよ。それに やっぱりさっきの友達放っておけないって言葉には不覚にもトキメイたしな」
「そうか？」
「拳藤この前なんかの時、自分は女子っぽくないからモテないって言ってたけどさ。俺は拳藤みたいな子の方が好きだよ」
顔を真っ赤に染めた拳藤を見て
自分が何を言ってしまったのかを考え
俺自身も顔を赤く染めた頃
チャイムが鳴り響いて
拳藤は逃げる様にA組を出て行った
「…………何言ってんの、俺」
「お前ら何突っ立ってんだ。席につけ」
「先生。俺の心拍数尋常じゃないんで保健室行っても良いですか。顔も赤いと思います」
「アホか お前は。明日の救助訓練について説明するから早く席につけ、霧崎」
はぁあ、と盛大な溜息を吐いたのを合図に
突っ立っていた爆豪含む数名が
ゾロゾロと自分の席へと戻っていった
今日LI○Eで告白じゃないって念押ししよう
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アポロ12号。(プロフ) - 梓月さん» ありがとうございます！！頑張ります（＾Ｏ＾） (2016年7月13日 21時) (
レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
梓月 - すごいおもしろいです(^^)更新頑張ってくださいﾄﾞｱ|・ × ・*)ﾉ (2016年7月13日 21時) (レス) id: 7bc3553117 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 桜花さん» 実はお借りしているCSSなので軽々と発信源(？)をお伝え出来ません……(>_<)LINE風CSSで検索して頂ければ出てくると思いますので、探してみてください（≧∇≦） (2016年7月13日 2時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - えと、唐突な質問なんですが、ラインの風景ってどうやってやっているのでしょうか、もしよろしければ教えて下さると……、今後の小説に使いたいなと思うので、、図々しくてすいませんっ、（深々） (2016年7月12日 23時) (レス) id: 0d6dff4820 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - こっとんさん» ありがとうございます！！癒しの小説なんて勿体無い言葉を！！更新頑張ります（＾Ｏ＾） (2016年7月11日 23時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2016年7月10日 10時
