LISK.26 ページ26
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「…………今まで聞けなかったんだけど、実はオイラ気になってる事があるんだけどけどさ、霧崎！！！」
「ん？俺？なに」
「どうしたら 女子と仲良くなれるんだ！？」
授業後の更衣室の温度が下がる
周りも大小、差はあるものの
結構冷ややかな目で峰田を見る
誰に言われる事もなく
この俺が自分で始めて名前を覚えた位の奴だ
もちろん悪い意味で
だからある意味流石だな、コイツ
「何で仲良くなりたいんだよ。つか、うちのクラスの女子って割とフレンドリーだから普通に会話してれば話せる様にはなるだろ」
「……なるか？」
「上鳴とか切島とかも普通に女子と仲良いし、寧ろお前の女子に向ける目線がダメなんだろ。下心が見えすぎ」
峰田は自慢気にフッと視線を斜め45度にして
「仲良くなって、あわよくば」と口にして
斜め45度だった視線を上に上げるとグッと拳を作って「お っ ぱ いを触りたい！」と続けた
「そんなんだからダメなんだろ」
「至宝はヤオヨロッパイ」
「あ、あのさ 隣女子更衣室だから……程々にしておかないと、聞こえるかも…」
緑谷の発言に最もだな、と頷いて
着替えを終えた俺は壁に寄りかかり
携帯を操作し始めたが
峰田の発言に上鳴が乗っかる ダメだ こいつら
「意外と麗日もナイスだよな。そんなん言ったら芦戸も梅雨ちゃんもグッジョブ」
「アホくさ。爆豪、切島。早く出ようぜ」
「そういう霧崎はどうなんだよ〜、お前だってコスチューム見て思う所はあったっしょ！」
そんなに皆のコスチューム見てないし、と
身を乗り出す上鳴に返すと
上鳴は俺の携帯を奪って「強いて言うなら！」と峰田と共に悪ノリを始めるので
目を細めて溜息をつく
「答えたら携帯返してくれんの？」
「おうよ！！」
「強いて言うなら……」
シン、とする更衣室に口元を尖らせる
何でさっきまで物音とか雑談とかしてただろ
しかも女子更衣室の声だって聞こえていたのに
それすらも聞こえなくなった
「逆に言いづらい、なんか喋れよ」
「もう2度と 聞けないんだろう、と思ったらコレは凄く貴重な機会なような気がして……ご、ゴメンA」
「それな！緑谷の言う通りだよな〜〜、何かコレを逃したら金輪際そういう話しなさそう」
「俺は聖人かよ」
緑谷と切島の言葉にケラケラと笑い
油断してる上鳴から携帯を奪って
「残念。一生聞けなくなったな」と更衣室を出ると直ぐ上鳴と峰田のブーイングが聞こえた
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アポロ12号。(プロフ) - 梓月さん» ありがとうございます！！頑張ります（＾Ｏ＾） (2016年7月13日 21時) (
レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
梓月 - すごいおもしろいです(^^)更新頑張ってくださいﾄﾞｱ|・ × ・*)ﾉ (2016年7月13日 21時) (レス) id: 7bc3553117 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - 桜花さん» 実はお借りしているCSSなので軽々と発信源(？)をお伝え出来ません……(>_<)LINE風CSSで検索して頂ければ出てくると思いますので、探してみてください（≧∇≦） (2016年7月13日 2時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - えと、唐突な質問なんですが、ラインの風景ってどうやってやっているのでしょうか、もしよろしければ教えて下さると……、今後の小説に使いたいなと思うので、、図々しくてすいませんっ、（深々） (2016年7月12日 23時) (レス) id: 0d6dff4820 (このIDを非表示/違反報告)
アポロ12号。(プロフ) - こっとんさん» ありがとうございます！！癒しの小説なんて勿体無い言葉を！！更新頑張ります（＾Ｏ＾） (2016年7月11日 23時) (レス) id: f785069a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アポロ12号。
| 作成日時：2016年7月10日 10時
