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■ WZ side
JH「 そう言えば、ウジの相手は日本人だもんな。」
WZ「 ニヤニヤしないで。特に他の奴の前で。」
JH「 もしかして、さっきの人が運命の相手…！？ 」
俺の身体に刻まれている名前は、日本人な名前だ。
漢字が並んでいたからジュナに読んでもらおうとお願いしたところ、これは中国人じゃないと言われた。
だから、たぶん日本人の名前なんだと思う。
最初は、何で外国人の名前が…？なんて思ったけれど、さっきの案内してくれた人だったらコミュニケーションも取れて優しそうだったし、ちょっと良いかもなんて思ったのは内緒だ。
だが、そんな都合の良い事がある訳がない。
例え同じ名前の人だったとしても、同姓同名の別人だって可能性もあるし、感情は別物だと聞いた事があるからお互いに好意的な感情を持てるかも分からない。期待するだけ無駄だろう。
だけど…どうにもさっきの人が気になってしまう。
JH「 あの人なら良いのにって思っただろ？ 」
WZ「 は…！？別にそんなんじゃ…！ 」
JH「 でも運命の相手って言うのも案外間違いじゃないかもよ？ウジがこんなに興味示すのも珍しいし。」
興味が出たのは、あんな表情をしていたからで…！
いや、こんな事を言ったところで、きっとハニヒョンは納得しないだろうし、いつまでも嬉しそうにイジって来るな。
ここは黙って流すのが正解……の筈。
JH「 運命の相手は自然と惹かれ合うって噂だし？ 」
WZ「 それが本当なら、彼女は俺が今度お礼したいって話そうとしたの聞かずに去って行ったけど？ 」
JH「 ブッｗｗｗマジで俺らに興味無さそうだな。」
そんな話をしながら2人で歩いていると、奥からスングァナが走ってきて、俺たちを迎えに来てくれたのが見えた。
建物内で走り回るから、周りの視線が痛いんだけど。
SG「 もー！ヒョン…！ 」
WZ「 だからお前らが俺を置いていったんだろ。」
JH「 その話はもう済んだから。」
いや、俺はまだ謝って貰ってないんだけど？
まあでも、お陰であの人に会えたなら良かったかも。
一目惚れなんて信じていないけど、あの人に声を掛けたのは近くに居たからだけじゃない事は自分がよく分かっている。
“何故か惹かれたから…”
勇気を出すのは今だと思って声を掛けた事は、ハニヒョンには絶対に言わないでおこう。
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のあ(プロフ) - エルさん» わぁ〜〜！ありがとうございます！照れ屋な彼が格好良く覚醒するのを楽しみにして頂けたらと思います。もっと楽しんで頂ける様に頑張ります！ (2021年11月28日 22時) (
レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - はじめまして。ウジくんのお話、楽しく読ませていただいてます！照れ屋な彼のこれからが凄く気になります。更新楽しみに待ってますね^_^ (2021年11月27日 20時) (レス) @page31 id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2021年11月23日 7時
