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SC「 く、ぶははっ、知ってましたか(笑) 」
『 素敵な方だと思います。律儀にお礼をしてくれたり、私なんかの話を真剣に聞いてくれたり、笑顔で和やかにお話をして下さいますし…私は温かい方の様に感じていますよ。』
SC「 おお…もしかしてAさんってウジｎ… 」
WZ「 ヒョン。何の話してんの。」
『 あ、ウジくん！おはよう。今日も宜しくね。』
エスクプスさんが何かを言い掛けた時、ウジくんがエスクプスさんの背後からヌッと現れて、私は急いで挨拶をした。
何も聞かれて困る様な事は話していないから、誤魔化す必要なんて無いのに、何故かエスクプスさんは焦った様に“世間話をしていただけ！”なんて、必死に言い訳をしている。
エスクプスさんは最後、何て言おうとしていたんだろう…？
SC「 話の続きはまた今度、ね！ 」
『 え…でも、私なんて出会ったばかりで、これ以上お話する事なんて無いと思いますけど？ 』
SC「 あ〜〜…これからも弟を宜しくね。」
小声で話し掛けてきたエスクプスさんは、“そういう事か…”とブツブツ呟きながら先を歩き出した。
そういう事って、どういう事なんだろう？
そんなエスクプスさんの背中を見ながら、私とウジくんは数歩後ろを、付いて行く形で並んで歩く。
こんな時でも私に歩幅を合わせてくれる彼はやっぱり優しい。
WZ「 ……A、ヒョンと何話してたの。」
『 ウジくんのお話だよ。』
WZ「 え、何で俺の話…？ 」
『 さあ？共通の話題がウジくんだったんじゃない？クールな振りしてるけど良い奴だって紹介されたし、さっきも“弟を宜しく”って耳打ちもされたし。』
WZ「 〜〜ッヒョン！どういうつもりだよ！？ 」
ウジくんは前を歩いているエスクプスさんの背中に飛び掛かる勢いで話し掛けに行って、笑顔で何か言い合いをしている様は、本当の兄弟のように見えるから不思議。
何だか賑やかだな。仲が良さそうで微笑ましい。
蚊帳の外にいる私の事を気遣って、振り向いて待ってくれる2人は、私にも優しく微笑み掛けてくれる。
私なんて放っておいて構わないのに、2人とも優しいな。
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のあ(プロフ) - エルさん» わぁ〜〜！ありがとうございます！照れ屋な彼が格好良く覚醒するのを楽しみにして頂けたらと思います。もっと楽しんで頂ける様に頑張ります！ (2021年11月28日 22時) (
レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - はじめまして。ウジくんのお話、楽しく読ませていただいてます！照れ屋な彼のこれからが凄く気になります。更新楽しみに待ってますね^_^ (2021年11月27日 20時) (レス) @page31 id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2021年11月23日 7時
