4話 ページ5
玄関から入ってきたのはロン達の父親らしき人物だった。
ひどく疲れているようだ。
ウィーズリー氏が台所の椅子に座ると、その周りに子供たちは座った。
Aとハリーには気付いていない。
ア「ひどい夜だったよ。九件も抜き打ち調査をしたよ...九件もだぞ！」
ウィーズリー氏はマグル製品不正使用取締局の局長らしい。
フレッド、ジョージとどんなものを押収したか話している。
そこでウィーズリー夫人、モリーが ウィーズリー氏、アーサーに空飛ぶ車のことを話し、やっとハリー達の存在に気付いた。
アーサーは車を飛ばしたことを知りウズウズしていたが、モリーに牽制されてしまった。
ロン「二人にやらせとけばいい。
来いよ。僕の部屋を見せよう。」
ロンがそういい、ハリーとAと一緒に台所を抜け出した。
ロンの部屋は何もかもオレンジ色をしていた。
ロン「ちょっと狭いけど」
ロンが慌てて口を開いた。ハリーとAがどう思っているのか気にしているような顔だ。
ハリ「僕、こんな素敵な家は生まれて初めてだ」
貴「私もよ。賑やかでとても楽しい！」
ロンは耳元をポッと紅らめた。
フレ「Aー！Aはどこで寝るんだ？」
ドタバタとフレッドとジョージがロンの部屋に入ってきた。
ジョ「俺たちの部屋にこいよ！ハリーはロンの部屋だろ？」
貴「...はい？」
ロン「なっ、Aだって僕の部屋でいいだろ！」
ロンはフレッドとジョージに噛みつくように言った。
フレ「いーや、無理だね。お前の部屋は三人も寝れないだろ」
ハリ「じゃあ僕、Aと二人で違う部屋でもいいよ」
ハリーも三人の会話に加わった。
ジョ「すまんなハリー。うちは他に空いてる部屋は無いもんで」
Aを置いて寝床の言い合いは続いた。
(はー、やだやだ。どこだっていいわよ。...あ！)
貴「ジニー！」
階段下にジニーの姿が見え、Aは駆け寄った。
ジニ「A...さん。あの人たちは何をしてるの？」
ジニーは階段上を見上げそう言った。
貴「Aでいいわよ。寝る場所について話し合ってくれてるわ」
ジニ「はぁ、フレッドとジョージが騒いでるんでしょ。Aのこと大好きみたいだし」
貴「あはっ！妹のように可愛がってもらってるわよ」
ジニ「ふふっ。A、私の部屋で寝ない？兄たちの部屋だとどこも心配だわ。」
貴「いいの？ぜひお願いしたいわ！」
結局、Aはジニーと寝ることでみんなも納得した。
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あい(プロフ) - 神春さん» 本当に応援してます！！ 無理のないようにこれからも頑張ってください (2022年6月17日 20時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます(^^)やる気に繋がりますので本当に嬉しいです(;_;) (2022年6月17日 20時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです！！ これからも頑張ってください (2022年6月1日 18時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - ぱぁさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新遅くて申し訳ないです…少しずつ投稿しますのでよろしくお願いします^^ (2021年12月23日 19時) (レス) id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!神春さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月10日 6時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神春 | 作成日時：2019年2月27日 0時
