47話 ページ48
貴「ハリー！大丈夫？！無事なのね？！」
ハリーは隣のベッドに横になっていた。
Aはベッドから降りようとしたが足に力が入らず、ダンブルドア先生にベッドに戻されてしまった。
ハリ「やあ、Aも元気そうで安心したよ。」
貴「ダンブルドア先生！石は？！...私、クィレル先生の手助けをしてしまったんです！ヴォルデモートもいて！」
Aは苦しそうな顔で言った。
ダン「大丈夫。全て解決したよ。君はよく恐怖に立ち向かってくれた。」
ダンブルドアは優しく頭を撫でてくれる。
貴「でも、でも！私のせいでヴォルデモートが復活していたと思うと...」
Aは泣きそうな顔をしている。
ダン「復活していても君のせいにはならない。君は友人を助けようとしていたのじゃろう？
それにヴォルデモートは復活しなかった。それで良いではないかの？」
貴「...はい。ありがとうございます、先生。」
Aの気持ちはだいぶ晴れたようだ。
マダム・ポンフリーが特別にロンとハーマイオニーの面会を許してくれた。
ロン「ハリー！A！」
ハマ「A！無事で良かったわ！」
Aはハーマイオニーに抱きしめられた。
貴「心配かけてごめんね。」
Aは3人に何があったのか話し、3人からも聞いた。
ロン「じゃあ、君はあの罠を1人でくぐり抜けたのかい？」
貴「全部じゃないの、チェスはクィレルがやったわ。」
ハリ「Aならチェスも1人で大丈夫そうだけどね。」
ハリーが茶化すように言った。
貴「まぁ、クィレルよりは早く終わらせる自信はあるけどね。」
Aがそう答えるとクスッと笑いあった。
その後ベッドで安静にしていなくてはならなかったが、ハリーも一緒だったので退屈はしなかった。
学年度末のパーティにはAもハリーも参加することができた。
寮ごとの得点はもう集計が済んで、1位がスリザリンで最下位がグリフィンドールだった。
広間はグリーンとシルバーのスリザリン・カラーで飾られている。
フレ「やあ、A！パーティに出られたんだね！」
ジョ「具合はもう大丈夫なのかい？」
貴「ええ、すっかり元気よ。2人ともありがとう。」
グリフィンドールのテーブルにつくとダンブルドアが出てきた。
ダンブルドアのスピーチでやはりスリザリンが1位なのだと思い知った。
スリザリンからは嵐のような歓声があがった。
ダン「スリザリン。よくやった。しかし、つい最近の出来事も勘定に入れなくてはなるまい。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 524人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
セドリック推しぃ(プロフ) - セドリック落ちにして欲しいでふ (2023年1月27日 20時) (
レス) id: 3cda472f5f (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - ふりるさん» コメントありがとうございます！原作のハリー・ポッターと賢者の石に出てくるヴォルデモートはわしという一人称になっていまして、そちらを参考にさせて頂いてます。読んでくださりありがとうございます^^ (2022年10月13日 1時) (レス) @page47 id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
ふりる - ヴォルデモート卿の一人称はわしではなく、私だと思います。それか、俺様 (2022年10月7日 5時) (レス) @page47 id: 72da3da237 (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - 猫又さん» ありがとうございます！応援とても嬉しいです！頑張ります！ (2017年8月2日 13時) (レス) id: 7638eb5726 (このIDを非表示/違反報告)
猫又 - とても面白いです！これからも頑張ってください！応援してます。 (2017年8月1日 22時) (レス) id: d6cba85abb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：神春 | 作成日時：2017年5月12日 23時
