5 ページ5
熱が下がったAは
外が暗くなるころ再び目を覚ました
『んぅ…』
望「おはよう」
『(ビクッ)…」
望「ごめん、俺の態度が悪かったな…心配やから出て行かんで…」
『…』
望「喉乾いた?」
『(コクン)』
望「汗かいたもんな」
『…』
水を飲んだAは俺の方を見つめてくる
望「なぁ、なんであそこに蹲ってたん?」
『…疲れたから』
望「家は?」
『…ない』
望「幾つ?」
『…19』
望「えっ」
思ったより歳近くてびっくりやわ
望「親は?」
『いない』
望「…そっか…帰る家がないなら俺のとこにいてもええよ?」
『…』
悩んでいるのか
下を見てる
『……3ヶ月…』
望「ん?」
『3ヶ月は…住まわせて……あとは出ていきます』
望「…んー、まぁ、んじゃあ、3ヶ月経ったらまた話し合おか」
望「明日は俺仕事やから…次の日の朝にならんと帰ってこうへんけど…大丈夫?合鍵なら置いてくけど…」
合鍵を差し出すと
そっとそれを手にした
『なんで……そんなに信用できるの?』
望「…なんでやろ……なんかAなら大丈夫な気がするから」
少しずつ話もできるようになったし
俺の家からはなにも盗むものもないし
Aのためにしばらく暮らすための服やら下着やらを買いに出掛けた
『このお金…』
望「ええの、プレゼントとでも思ってや」
『…』
255人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みい(プロフ) - 更新ありがとうございます。これからどうなるのか気になります。頑張ってください (2020年3月8日 23時) (レス) id: 055b967b0d (このIDを非表示/違反報告)
runaruna1996051(プロフ) - ABさんの作品大好きなのですが、中でもこちらの作品がとっても好きです!!!♪更新楽しみにしてます♪ (2020年3月7日 22時) (レス) id: 493fdf05b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:AB | 作成日時:2019年11月10日 13時